なかむらや旅館|宿情報

431:名無しさん@いい湯だな:2022/03/08(火) 18:20:37.72 ID:Xqu8IFQW0.net

●福島・飯坂温泉・なかむらや旅館

共同浴場鯖湖湯から50mほどの所にある木造三階建て白壁の宿。予約は宿HPから。 最初に言っときます。歴史ある宿で昔の造作を活かしている部分が多いので、部屋の仕切りは障子戸/襖戸で鍵無し、 音は筒抜け、窓からは隙間風、トイレは男女共用、料金はそこそこお高い。そんな宿です。 こういった宿の館内あちこちをブラブラと愛でながら探訪するのが好きw

写真向かって右が江戸館、土蔵を挟んで奥が明治館。建築時期からそう名付けられています。
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玄関を入ると囲炉裏間と帳場。柱や梁が一部新しいのは大震災で半壊の被害に遭ったため。
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歴史を感じさせるすり減った階段。土蔵の分厚い扉となまこ壁。
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中二階、ガラス戸に囲まれた一角がお手洗い。眺めてるだけで楽しくなってくる意匠。壁面と天井にはガラス絵。 個室はシャワートイレですが、昔の造りのままで設置したのでちょっと窮屈。
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洗面所(写真上)とお手洗い(写真下)のレトロな水栓。
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明治館二階の客室と廊下。この客室は八~十畳の三間続きで利用だとか。一人泊は江戸館だけみたい。
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432:名無しさん@いい湯だな:2022/03/08(火) 18:21:00.65 ID:Xqu8IFQW0.net

狭い廊下を通り、案内された部屋は江戸館二階、六畳の二間続きと広縁。広縁は昔は回廊だったのかな? 窓はサッシではないので隙間ありですが、障子戸を閉めればさほど問題なし。石油ファンヒーターとクーラーの両刀遣い。 備品はポットと冷水ポットくらいで金庫や冷蔵庫はなし。明治館の部屋は凝った造りが随所に見られるようですが、こちらはシンプル。
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    窓からの景色。足湯、ほりえや旅館、鯖湖神社、奥の方に鯖湖湯

浴室・脱衣所は館内では唯一現代風。風呂は「寛ぎの湯」「與右衛門の湯」と名付けられた二つの内湯を貸切利用。 夜通し入浴可。鯖湖湯と同源泉のアル単掛け流し。最初はピリッときますが、身体が浸かってしまえばそうでもないです。 ほりえや旅館よりは湯温控えめかな。「與右衛門の湯」にもシャワーカランが設置されたので、利用上の差異はありません。
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    寛ぎの湯

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    與右衛門の湯

食事は部屋食。おこたの上で。豪華という印象ではないし量もさほど多くはないけれど十分。写真一枚目が初期状態。 残りは多少間をおいて運ばれてきます。蛤の土瓶蒸し、聖護院大根炊合せ、鯛のアラ汁美味しい。
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    朝食。自家製豆腐が濃厚で甘くて美味。ラジウム玉子は飯坂温泉名物の温泉卵。

一日3~4組限定と謳ってますが、コロナ禍でもっと絞っているのかもしれません。この日はもう一組二人連れが江戸館に。 トイレの利用などは階下の廊下を使ってくれたので、部屋前を人が通ることがなくて助かりました。 料金は二食付きで二万ちょうど。休前日の一人泊も空室有りの日があったような記憶。 ただGW後から改装予定があるので、その時期までしか予約は受けてない様子。