627:名無しさん@いい湯だな:2025/03/17(月) 20:51:37.62 ID:rnbu2ayx0
●福島・野地温泉・野地温泉ホテル 雪崩による通行止めで1ヶ月ほど休業していた野地温泉へ。土曜日泊、予約は公式サイトから。アクセスは福島駅からの送迎。通常は45分程度だが、横向温泉経由なのでほぼ1時間の道のり。 標高が上がるにつれ雪壁は高さを増してくるけど、道路は宿までほぼ乾燥状態。まあ行きだけの話で、夜半からの雪で帰りは5~10センチの積雪であった。送迎の大型バスはほぼ満席。チェックイン時の行列は久しぶり。 お宿は三階建て。向かって右手が本館、左手が別館。全60室ほど。ロビーや廊下は洋風。チェックインは特に記入することもなく確認だけで、夕食の時間選択くらい。スタッフ手際よい。全館禁煙。喫煙スペースは各階にある。 部屋は別館二階の表側。12.5畳+広縁+バストイレ。まあ必要なものは全て揃っている。暖房は集中管理なので風量調整だけ可能。一応個別にクーラーは付いとったから夏は使えるのかな。部屋に限らず廊下等も終日暖房が効いていて寒い思いをすることはまずない。 前日の午後予約だったので高いこの部屋しか空きがなかった。二食付き27,650円(税込)。一人なら本館に4室ある六畳間でも十分かな? そちらなら土曜泊でも18,000円弱で泊まれる。平日なら15,000円台。 なお部屋は谷側(表側)・山側(裏側)とあって表側のほうがいくらか高いが、駐車場ビューが主なので山側でも構わないかと。628:名無しさん@いい湯だな:2025/03/17(月) 20:52:02.55 ID:rnbu2ayx0
風呂。これは素晴らしい! 噴気造成で成分的スペックは希薄なのだけど、硫化水素臭白濁のいいお湯。隣りの相模屋旅館の噴気はピーピーうるさいが、こちらは静かに激しく噴き出している。 どの湯舟もかなり大きいのでゆったりと楽しめる。各浴室は同じ場所に集中しているけれど、移動は一旦着込まねばならない。24時間入浴可だが、うち3つの風呂は3時間ごとに男女入替えで利用する形。 風呂の清掃は1日1ヶ所ずつ9時から15時までやっているらしい。連泊・日帰り時は要確認。 ■剣の湯(男性専用)・扇の湯(女性専用) こちらは浴室入替えがないので、いつでも入浴できる。扇の湯には露天風呂あり(らしい)。剣の湯は源泉投入量が多いためか、白濁はごくわずかだった。 ■天狗の湯(3時間男女入替) 内湯と露天が繋がっていてそのまま行けるのが売りだが、それほど珍しいものではないw シャワーカランがあることもあって一番にぎやかだったかな。 ■千寿の湯(3時間男女入替) 総檜の浴室浴槽。湯舟は三つに区切られ、奥から43度、41度、39度といったところ。ここが一番のお気に入りで、深夜に湯舟を移動しながら長湯。 10年近く前のレポに、「特に"千寿の湯"はまだ新しいがなんとも言えない鄙びた湯治宿の雰囲気が出ている。数十年経てば最高の趣が出てくると思う」というのがあったが、まさにいい具合に色づいてきてまっせ。 ■鬼面の湯(3時間男女入替) ここもよい。屋根掛けなしの趣ある露天。