シャーレ穂高|宿情報

291:温泉旅行人:2008/08/31(日) 16:29:29 ID:GrY9FFoo

新穂高温泉「シャーレ穂高」 岐阜県 7月19日宿泊 1泊2食冷酒1本 12150円 【建物・部屋】 新穂高温泉はいくつものエリアからなっているが、この宿は中尾高原地区 にある。ここに入るバスは非常に少ないのだが運良くチェックインに都合のよい 便があった。今年は猛暑だが、小規模なプチホテルや民宿が点在する高原の 空気は都市部のそれとはやはり違うなと思う。今夜の宿は派手さのない、 素朴で小さなプチホテルで、館内は小さいながら色々な装飾品などが置かれている。 コーヒーやデザートも味わえる休憩室もある。案内された部屋は一階の洋室で、 あまり広くはないが、テレビや金庫もあり。冷蔵庫の有無は忘れた。トイレなどは なかったと思う。後から明らかに取ってつけたような空調機はあり。ちなみに 布団と枕カバーの配色がやや派手でカップル向きかも。もちろん枕は二つあるが 一人旅には必要ない。 【食事】 食事は食事処で食べる。夕食のメインは飛騨牛のステーキであろう。 適度な大きさに切ったものとサイコロ風にしたものが10切れ以上はあり、 鉄板で焼き上がったものをタレにつけて味わう。最近、飛騨牛といえば ワンマン社長の経営するDQN会社が暴かれたが、正真正銘の飛騨牛は やはり美味しい。それ以外はイワナの刺身と塩焼き、山菜料理など。 郷土料理とおふくろの味を感じさせる素朴な感じの夕食であった。 朝食は同じテーブルで和定食。シンセの音色のやや単調な旋律のBGMが ずっと流れていたのは何か可笑しかった。

293:温泉旅行人:2008/08/31(日) 16:54:17 ID:GrY9FFoo

【温泉】 温泉は貸切に出来る浴室が三つあり、入浴中は入り口のドアノブに札を かけて利用するシステム。チェックアウトまでに全て入浴したが、一つは 小さめの内風呂だけのもの、もう一つは中ぐらいの大きさの露天風呂、そしてあと一つは この宿の売り物と言えるやや大きい露天風呂となる。泉質は90℃を超える 食塩泉で、若干の沢水による加水はあるものの全ての浴槽が源泉かけ流し風呂である。 お湯は無色透明だが、火薬のような臭いが感じられ、成分の濃さが一目で分かるような 感じ。チェックアウト前には北アルプルを臨む、この露天風呂に入浴した。貸切なので 当然独り占めである。高原の空気を感じながら入浴する露天風呂は爽快度満点。 お湯に浸かりながら、紅葉の時期や雪見の季節はどんな感じだろうかと考えた。 【その他】 帰りは九時過ぎのバスしかなかったので、ロープウェイ方面から来る別のバス停まで 送ってもらった。チェックイン後に宿の周りを散策し、見つけた喫茶店に入ったりしたが 高原とは言ってもさすがに奥飛騨、地形的にも結構険しいところにある。 歓楽色は全くなく、お湯と保養を求める人にはうってつけ。家族で頑張って経営されている 宿であろう。