旅館國崎|宿情報

364:宿無しさん@お宿いっぱい?:2014/01/15(水) 01:20:57.21 ID:HyjT2Ye+0

あまちゃんが紅白特別編の第157回を終えて一息ついたので、10ヶ月ぶりに温泉一人泊してきた。 本当は七釜の常連宿で松葉ガニのフルコースを食べに行く予定だったが、生憎の大雪情報で涙をのんで行き先を変更した(無念)。

長崎県雲仙市小浜町 小浜温泉 旅館國崎

2009/11/30のかせや旅館廃業日に宿泊して以来どうにも行く気が起きなかった雲仙方面。 前から気にかかっていた別の旅館の宿泊料が高めなのでもう一泊をどこにしようか検討中に思い立ったのが小浜の旅館國崎。 20回近く(平均2泊以上)通ったかせや旅館の宿泊中に何度も立ち寄りして、小浜では最も“湯が濃い”、“接客が丁寧”との印象があった。 全9部屋という小規模かつ人気宿ということで無理だろうと思いつつ、前日に直電で問い合わせると空いているとのこと。 しかも木、金の連泊可能とのことで即予約した。

365:宿無しさん@お宿いっぱい?:2014/01/15(水) 01:23:23.55 ID:HyjT2Ye+0

【料金】一人泊で利用できるのは旬の会席プラン(14000円)のみで、一人泊は+2000円の16000円+消費税+入湯税150円の16,950円

【立地】温泉街の奥側、人気食堂の食楽大盛と脇浜共同浴場の中間にあり、駐車場は宿から100m先など数ヶ所ある

【部屋:しのぶ】ウォシュレット付きトイレ、ドレッサータイプの洗面(温水は出ない)の踏み込みの奥の6畳間。 写真を見てもらえば分かるとおり、非常によく考えられた機能的な設計で荷物があっても全く狭さを感じさせない快適な部屋だった。 奥の棚の上下、服入れの下に荷物を収めるスペースがたっぷりあり、TVは24型とやや小さめだったが PCとHDMIケーブルで接続すればTVで動画や音楽を楽しめた上に、ケーブルTVが凄くて長崎県だけでなく福岡県の地上波まで全部視聴可能だった。 しかも全館(部屋も含む)で無線LANが利用可能で自宅のフレッツ光より高速に感じられた。
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366:宿無しさん@お宿いっぱい?:2014/01/15(水) 01:27:14.15 ID:HyjT2Ye+0

【温泉】湯は濃厚かつ上品な塩ラーメンのスープのような塩化物泉で、下品なまでに(失礼!)重量級な東北の塩化物泉とは全くの別物。 男湯、女湯のほかに3つの貸切の家族風呂(石切、檜、露天)があり宿泊者は何度でも自由に利用可能。 家族風呂は鍵を掛けることで廊下に利用中を示すライトが点き、空いているかどうかが分かる仕組みになっている。 当日は長崎でも晴天ながら寒風が吹いていたためか露天は湯温が低くて長くは入っていられなかったので別にすると 雰囲気が良いのは檜風呂、お湯が良いのは男湯というのが個人的な好みだった。
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【夕食】幸運にも2日間とも部屋食だった。 最初に一通りを持ってきて、その後に熱物(初日は鰈の煮物、2日目は車海老の串焼き)、御飯と汁、デザートという順序。 感想は真心込めて作られてるなって実感でき、単純に美味い。魚はもちろん、豚しゃぶは雲仙豚、陶板焼きは長崎牛など地の物がほとんど。 正直言えば豚肉なら鹿児島黒豚、牛なら阿蘇あか牛や宮崎牛の方が美味いけど、温泉宿では地のものを食いたいから良かった。
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【朝食】食事処だったので写真を撮るのを忘れたが、種類も多くて大満足。湯豆腐も干物も美味かった。食後の珈琲はロビーで自由。

367:宿無しさん@お宿いっぱい?:2014/01/15(水) 01:30:21.09 ID:HyjT2Ye+0

【応接、その他】立ち寄りの頃から感じていたとおり、老若男女を問わず接客がとても丁寧で好感が持てる。ここを選んで正解、空きがあってラッキーだった。 なお小浜温泉の塩化物泉は雲仙の硫黄泉との相性が抜群なので、日中は小地獄温泉や湯の里温泉などを立ち寄り利用すると肌がより一層スベスベになるからお薦め。 あと羽毛布団が本当に軽くて心地よく暖かった。
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【総評】コストパフォーマンスが高く、是非リピートしたい宿。ただし今回予約ができて、しかも2泊できたのは奇跡に近い幸運だった。 全9部屋という小規模な上に、秘湯を守る会の会員宿&JTBなど大手旅行会社のお薦め宿&各種予約サイトで部屋を押さえられているため 直前予約以外は一人泊の予約はほぼ不可能と思った方がよく、オフシーズンの平日の直前問い合わせだったからこその幸運と思われる。 過去にオンシーズンの立ち寄りを宿泊客が多いことを理由に断られたこともある人気宿なので。 しかしここに宿泊すると小浜温泉で他に泊まろうとは思わない人がほとんどだろうと思う。