中島温泉旅館|宿情報

971:名無しさん@いい湯だな:2007/10/18(木) 23:54:35 ID:00UhFC5V

最近いった宿で当たりを。

鹿児島県 吹上温泉 中島温泉旅館 1日3組しか泊めない宿。一組に寝室・食事部屋・くつろぎ部屋の3部屋が与えられる。 部屋は正直古い。よくいえば風情がある。鶴の湯の鍵付きの部屋っぽい。カギはかかる。 洗面所・トイレは共同。レトロ―なタイルの洗面所だ。 「寝室」というだけあって、到着時から部屋にはフトンが敷いてある。 一人旅なので、座卓は動かしてなかったのでそのまま寛げる。 テレビはちっちゃい。安い宿なのに、ちゃんと寝るときの行燈があった。

温泉は、共同浴場といった風情のお風呂。 タイル張りで地元民がとても多い。 しかし、宿泊客は宿泊客専用の貸切湯「西郷どんの湯」を予約できる。 何度でも予約できる。こっちは天井が高い石風呂で、木のおけともども結構風情がある。 そんなに広くはないが一人で入るのには充分広い。 泉質は硫黄の香りがほのかにするヌルヌル温泉で肌に優しい。 (私はアトピーなのですが、吹上温泉の湯に入るとかゆみがとまるのです) 湯加減はやや熱めかとも思ったが慣れると気持ちいい。

972:名無しさん@いい湯だな:2007/10/18(木) 23:55:47 ID:00UhFC5V

部屋に冷蔵庫はもちろんない。自販機もソフトドリンクばかり。 ビールは?と聞くと、向かいの商店を勧められた。 吹上は「え、ここが温泉街?」と思うほど単なる田舎の一角で、 そんな田舎の一角を宿のサンダルでぺたぺた歩いてビールを買いに行く夕暮れもなかなかいいな、と思う。

食事はキビナゴを煮たのとか、季節の栗、蒸し鶏のスライス(美味しい)、 刺身、薩摩名物とんこつなどが並び、量、郷土色ともにまずまず。 それと吹上は焼酎の蔵が2つある芋焼酎の里。 いつもならビールだが焼酎をオンザロックで頼む。いやーこれが美味しかった。 焼酎は2合入りで食後の晩酌までたっぷり飲めた。

朝ごはんはさつま揚げ、冷奴、大根おろし、もやしなどが入った味噌汁など。 地元産なのか巨大オクラの輪切りはものすごくぬめって健康によさそうだった。

焼酎・ソフトクリームを頼んで1万とんで45円。 安くて満足度の高い良宿だった。かなりおすすめ。 惜しむらくは入浴時間が短いこと。西郷どんなんて9時終了ですよ~TT (といいつつ9時30分ごろまで入っても特に問題なさそうでしたけど)