東北一人旅|旅行記

132:列島縦断名無しさん:2005/09/19(月) 04:48:15 ID:sIIL1uPz0

9/11(日)~9/17(土)まで、東北一人旅して来まし た。忘れない内に書いときます。温泉好きなんで 泊まったとこは全部温泉旅館です。

9/11(日)泊︰宮城県温湯温泉 佐藤旅館 2食付き ¥10K 近くには栗駒山があります。 建物はかなり古く年代もので、それが特徴です。 自分はロビー横の別館を予約しました。別館は 料金が¥1K程高いみたいです。 本館も雰囲気 すごいありそうです。 別館の部屋もトイレは ありませんが、洗面台が部屋にあります。 夕食は別館だったので、部屋出し、朝は広間。 料理は山の宿らしく、山菜・きのこがふんだんに あり、岩魚の塩焼きも出ます。

ここの温泉は透明な弱アルカリ性、内湯と露天 (宿から歩いてく)。非常に滑らかな湯で、内湯 (男用は混浴となりますが)が非常に気持ちいい。 露天は木が植えてあって、眺望があまり無かった です対岸の道からかなり距離あるんで、木の目隠し なくても大丈夫と思いました(自分男なんで)。 で源泉掛け流しです。内湯・露天風呂24時間使用 可。夜中に露天行くのは、ちょっと怖い気が して、夜の露天は入りませんでした。

なお日曜のせいだったこともあり、泊まり客は 自分入れて2組だけだったんで、非常に静かでした。あと、 印象に残ったのが、夜空の星ですね。

133:132:2005/09/19(月) 04:49:13 ID:sIIL1uPz0

9/12(月)泊︰岩手県繋温泉 ひいなの丘湖山荘 御所湖を見下ろす丘の上にあります。案内板が 無いので、入るところを通り過ぎてしまいました。 2食付き ¥12.6K 館内は木がふんだん使われ、清潔感あり。離れの 客室はわかりませんが、本棟の部屋には、トイレ ありません。ですが、各階にトイレと個別に 仕切られた洗面台があり、椅子に座りながら 顔のお手入れできます。女性にはいいのでは。 部屋には冷蔵庫無し、館内に飲み物の自販機無し。 食事は朝夕食事処。 夕食は一品一品運んで くれまして、料理にも工夫がしてあって、おいし かった。

風呂ですが男女別で、内湯2箇所、露天(けっこう 広い)1箇所あり。泉質は強アルカリ性で硫黄の においが少しします。源泉掛け流し。内湯からは 御所湖が見えますが、露天からは見えません。 内湯が熱めで長湯は難しい。露天の方が少し温度 低いので、こっちの方であれば長湯可能かな。 いい湯でした。内湯・露天風呂24時間使用可。

ここは、カップル向きかも。漏れ以外に男の 一人客がいましたがね。食事処で、カップル客対 単独男という光景になってましたんで。

134:132:2005/09/19(月) 04:50:33 ID:sIIL1uPz0

9/13(火)泊︰青森県猿倉温泉 元湯猿倉温泉 八甲田山の南側にある一軒宿。R103/394から脇に 入った道を下りてくとあります。 2食付き10.65K 通された部屋は本館の1階です。他に露天風呂付 きの離れの部屋もあり。 部屋にはトイレ・洗面 台無し。あとテレビもありません。自家発電の ため、ドライヤーは遠慮下さいという注意書きが。 この宿はトイレ・洗面所が共同ですが、 本館の1階露天風呂入り口に1箇所あるだけでした 。男用だと、大と小(各一)。で2階にもあるの かな? 館内の内湯のとこにもトイレは無く、部 屋数に対して、トイレ・洗面所が少なすぎるのではと感じました。

食事はロビー横の食事処でいただきます。岩魚の 塩焼きは客がテーブルについてから焼きたてを もってきてくれます。

温泉は、十和田湖温泉のホテル・宿にも供給して いる元湯とのこと。泉質は硫黄泉ですが、中性と いうもので、乳白色。掛け流しで、刺激も少なく いい湯です。風呂は、内湯と露天が付いている場 所と露天だけのところの2箇所です。あとはがいしゅつの 離れの部屋露天。湯船は熱めと温めの 二つありました。なおシャワーありません。 上がり湯(源泉)を使います。 内湯・露天24時間使用可。

なお単独客は、漏れ一組だけですた。

136:132:2005/09/19(月) 04:55:15 ID:sIIL1uPz0

9/14(水)泊︰青森県 みちのく温泉旅館 2食付き¥12K 日本海側の深浦にあり、近くには海辺の露天風呂 で有名な黄金崎不老ふ死温泉もありました。ホン トはそこに泊まりたかったんだけど、シングルの 部屋がその日は空きが無いそうで、泊まれません でした。ちなみに翌日立ち寄りで不老ふ死温泉の 露天風呂に入りました。この露天風呂噂通りでいがった。

みちのく温泉旅館は部屋数も多く、 平日のためか、部屋はけっこう空いてました。 通された部屋は1階ですが、海側の場所で、 窓から五能線の線路や、日本海がまる見え。 部屋にはトイレありましたが、何故か洗面台は ありませんでしたよ。

食事は朝夕広間で。夕食はお膳のスタイル。朝は 長テーブルで皆並んで、いただきます。夕食は 呼ばれていったら全ての料理がお膳に載ってまし たんで、まあ味は想像付きますよね。海の宿なん で、行く前は料理期待してましたが、それほどで もなかった。イカ刺しは地のものなのかな?

137:132:2005/09/19(月) 10:35:20 ID:sIIL1uPz0

温泉ですが、茶色の二酸化炭素-ナトリウム-塩化 強化物泉とのこと。掛け流し。なんでも炭酸 含有量日本一だそうです。湯船に入ってみるとそ れほど炭酸があるという感じは受けませんでした が、独特の茶色の温泉ということもあり、濃い感 じでした。 浴場は、内湯の大浴場と窓から外に 出て、すぐの露天風呂、そしてその露天風呂から 5mぐらい離れたところに五能線の線路が目の前 にある二つ目の露天風呂があります。線路前の 露天風呂の湯はちょーぬるかったです。ちょっと ぬるすぎかなと。内湯に隣接の露天風呂の温度は 熱すぎず、温過ぎずといったところです。内湯は 一番最初にお湯が注がれる湯船なんで、ちょっと 熱め。その湯が露天に流れ込む関係で、露天風呂 の温度は内湯より低いということでした。 ちなみに11時?から5時までは温泉に入れません。

ローカルな五能線が線路を走るという光景が なかなかです。丁度露天風呂に入っている 時に通過したし、敷地を散策してると、2両 編成で走る列車(ヂーゼル)の姿を写真に 収めることができました。 なお、夕日ですが、 この日はちょうど雲が多く、日本海に沈む 夕日を目撃することは不可能でした。

その日はじじばばの団体さんが入っていて、 浴室とか混雑しそうかと思ったけど、風呂に 入る時間が違うのか、風呂場では団体には 遭遇しませんでしたね。

138:132:2005/09/19(月) 10:43:39 ID:sIIL1uPz0

9/15(木)泊 秋田県小安峡温泉 旅館松葉館 *じゃらんネットで予約。ジャランではホテル松葉館となってました。 V字峡谷から吹きあがる大噴煙が近くにあり、また不動滝もすぐ下にあ るというロケーション。ただし、小安峡自体が深いので、宿から川の 音はするけど、川は見えません。 こじんまりした宿で、部屋数は多く ありません。全部で8室ぐらいだったかな。しかし、格安なのに、部屋に はトイレ・洗面台付きです。2食付きで¥7680(ジャランポイント使用)。

夕食は部屋出し、朝は広間で。 夕食は岩魚の塩焼きのほかに岩魚の刺身も出て、 結果として岩魚が二匹食べられます。ご飯の代りに、大きめのおにぎり2個が出てきます。 こういう形もいいかもしれない。

風呂は、弱アルカリ性単純泉。女湯には露天風呂無しのようです。男湯には檜とタイルの 2種類の露天ありました。露天といっても川が見えるわけではありません。内湯も部屋数の 割には広いです。 ちょっと掛け流しっぽいんですが、循環もさせてるのかも。はっきりとはわ かりませんでした。なおこの宿の温泉は夜11時か10時ぐらいまででした。実は翌朝そう書い てあるのに気が付きました。

施設・料理に対して、宿泊代が安い。でも9月の平日は空きが多いのかなと思いました。その 日は自分入れて、2組だけ。

立地もまあまあだし、コストパフォーマンスいいとは思うんだけど、女将さんから宿に関する 説明が不充分と感じました。例えば朝食は広間でとか、夕食は何時頃に出すとか、風呂は 何時まで入れるとかの説明が無かった。部屋には説明書きが何もなかったし。それ以外は 問題点無しかと。

139:132:2005/09/19(月) 10:55:00 ID:sIIL1uPz0

9/16(金) 福島県高湯温泉 吾妻屋 そばには旅館卵湯、安達屋旅館などがある温泉地帯。 吾妻屋は10部屋と客数を絞った 宿でした。 2週間前に予約電話したら、女将から丁寧に部屋数少ないので、一人泊の場合 は、平日泊なら、九日前より予約受け、休前日は前の日か、当日に限るとの説明。よく、一人 だと言ったとたん満室と言う宿もある訳ですが、ここは事情を申し訳なさそうに話してくれて好 感度大。漏れは4日前にもう一度電話して予約しました。

通された部屋は3階の角部屋で、なかなかいい場所に入れてくれてました。トイレ・洗面台あり。 しかし冷蔵庫は無し、部屋の外に共有の冷蔵庫利用も可と書いてありました。この旅館部屋 数はもっと増やせるスペースあるんだけど、客室は10部屋だけにして、ちょっと贅沢な使い方 をしているなと感じました。2食付き¥13.8K

食事は朝夕部屋出しでしたよ。 岩魚の塩焼きは串にさしてあるものを自分で焼いて食べます。 そういえば、6泊中5泊は岩魚食ってるはw あとは鍋物も付きます。海魚の刺身も出ました。 朝は湯豆腐出てきました。

この宿で一番は、やはり温泉でしょうか。乳白色の硫黄泉(硫化水素泉)で、酸性はそれほど 強くなく、マイルドです。余談ですが今回の東北旅行中、栗駒山荘や八幡台のふけの湯にも 入りましたが、そっちは酸性がもっと強いんで、肌に刺激がありました(実は股があせもなん すorz)

浴場は、内湯(床も木造)は24時間使用可能。カラン(シャワー)は2箇所。露天は2箇所 (場所が離れて)あり、どちらも独立していて(脱衣所あり)、宿の外に歩いていきます。一つは 宿から近いところにあり、ここはちょっと小さめで、木造りの床・湯船。夜10時まで使用可。 もう一つは、私道をわたり40mぐらい離れたとこにあり、照明無しのため、夜明けから日没 まで使用可。大きさと開放感はこっちの方がある。一応湯船の縁は岩風呂ですが、湯船の 底は板敷きで、入り心地がいいです。高湯温泉全体が源泉かけ流しみたいです。

この宿は女将の接客が親切でめちゃいいです。旦那様とか言われるしね。ああ旦那様って 漏れのことかとw 絶景はありませんが、温泉と部屋が気に入りました。接客も心がこもってましたので、また 行きたい宿です。

140:132:2005/09/19(月) 10:56:45 ID:sIIL1uPz0

今回の東北一人旅は、1泊だけジャランネット利用。残りは電話予約。日本秘湯を守る会の 宿が3軒。 みちのく温泉旅館とひいなの丘湖山荘は去年の雑誌自由人の付録温泉 パスポートに出てたの見て決めました。 なお東北広いので、まだまだ行ってみたい ところがいっぱいあります。