念願の山陰島根へ|旅行記

141:小童:2012/04/20(金) 17:24:39.39 ID:mZg4V3Ua0

会社の年度末休暇を利用して念願の山陰島根へ3泊4日してきました。 山陰の雄・千原温泉に朝イチで入浴し各所日帰り温泉を廻ったりして今日宿泊の宿へ ・島根県・三瓶温泉「湯元旅館」1泊2食9000円 【部屋・立地】 三瓶温泉街から離れた場所にあり車一台分のコンクリート舗装を登っていくと斜面に一軒宿が見える。 ちなみに部屋は全室2階。宿泊は自分1人のみだったので風呂場へ抜ける階段脇の部屋へ通された。 6畳和室でトイレは共同。四月頭でしたがまだ夜は冷え込むのでコタツあり 【食事】
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2食とも食堂でいただく。18時が通常のようだが18:30分にしてもらった。 蕎麦・造りや牛すきやき鍋など8品。天ぷらは出来たて。 前の日の移動・車中泊により胃が弱っていたのかあまり食べられず牛すき鍋は食べられなかったのが残念。 朝は家庭に出てくるような質素な朝食。味とかは特段美味ではないが安定した家庭の味といった所。 【温泉】 泉質はNa-塩化物泉の掛流しで温度は37~38℃位の温め。 貸切の内湯が2ヶ所あり左右に位置していて脱衣所内から移動する事が可能。 左浴室は右浴室より少し広め。岩風呂になっていて上方から湯滝のような投入量。 この宿の真骨頂は泥風呂とも言える右浴室にあるだろう。こちらは底からパイプで入れている。 3人大の浴槽は始め薄濁りだが入浴すると底に溜まった大量の湯の花により一瞬でオレンジ色に染め上げられる。 透明度5~20センチ(湯の花の量で変化かな?)鉱物臭と薄い炭酸臭味のする湯で37℃程かつ加温無しの為 一回につき1時間程の長湯となりました。時折ドゴォドゴォと湯が暴れながら投入されており毎分2500Lを堪能。 常に溢れ出ているので排水まわりはゴーゴーと渦のようの音が響いているがそれも心地良く聞こえてくる。 キシキシする肌触りでキュッと締まる感じ。タオルで拭くと一気に茶色へと変貌。 共同湯よりも濃い事が入浴以外でも感じ取れました。しかし夏向けなのでこの時期は少し寒いかな。
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    Before

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    After

【その他感想】 建物や設備に関しては古さを感じられますが温泉目当てでは三瓶一でしょう。二つの共同湯よりも濃い。 接客は世話焼きな女将さんで放っといて欲しい人には合わないかも知れません。 帰りに300M程上がった所にある源泉を見学しましたが炭酸味が少し強めでしたのと毎分2500Lが流れ出ているのは凄い。

142:小童:2012/04/20(金) 17:37:23.60 ID:mZg4V3Ua0

全国的に強風が吹き荒れた天気となった日で松江は風速35Mを記録したが 三瓶付近では10M程と島根内でもまだ穏やかな方でした。 再度千原に入浴と前日千原で教わった埋没林を見学し前日振られた宿へ ・島根・小屋原温泉「熊谷旅館」二食付き9075円 【アクセス・部屋】 県道286号は北側は1車線程の険道かつ強風による枝落ちで凄い事になっていた(酷道・険道好きには物足りないが) 運転に自信が無い方はまだマシな三瓶温泉側から来る方が良いでしょう。 そんな道の真ん中にポツンと木造アパートのような佇まいの一軒宿がある。 部屋は和室6畳+1.5畳程のスペースと洋式T・洗面所・エアコン等。標準かつ清潔な部屋。 【食事】 2食とも1階の広間で食べる。宿泊は自分含めて2組。 あんこう鍋や蕎麦、天ぷらは出来たて。土地の物中心の素朴な物が多い。
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    夕食1

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    夕食2

【温泉】
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    手前1番浴槽

四つの貸切風呂があるが一番奥の浴室は使用中止になっていたので三つ。泉質はNa-塩化物泉で勿論掛流し。 37℃程ではあるが二酸化炭素系の湯らしく血行が良くなり全身が暖かくなってくる。 手前から1~3とすると泡付きは2>1>>3の順。炭酸味や匂いは1>2>3の順。2番に3時間、1番に1時半、3番に20分程入浴した。 2番は一番浴槽が小さく鮮度が良いのか泡付きが強い上、ダシのような甘みもある。 番は炭酸の裏に金属臭味が1番強く感じられ湯の花もそこそこでタオルが茶色く変色。 3番は1番析出物が凄いがお湯自体は2つに比べると落ちてしまう。 全ての浴槽とも酸化しておらず透明でした。泡付きは2番で1分そこらで体にびっしり付いてきます。 ただ二酸化炭素は759mgなので泉質名では炭酸泉とまでは言えない位。 入浴時間は朝6:30~22:30と少し物足りなさがあるのは仕方ないのかな 【その他感想】 接客は電話予約時はぶっきらぼうな感じでしたが到着時からは対応が良い。 到着時に電話応対をなさっていたがこれもぶっきらぼうだが案内はきちんとされているし 出る際は前のレポにある通り車が見えなくなるまでおばちゃんが手を振っていてなんか嬉しく感じられた。 なお連泊はやっていない模様

143:小童:2012/04/20(金) 17:59:30.85 ID:mZg4V3Ua0

朝からがっつり石見銀山観光をし島根旅最後の宿へ ・島根・温泉津温泉「輝雲荘」楽天から12600+酒一杯 【部屋・館内】 数奇屋造りの木造二階建て離れに案内された。館内は畳敷きが多く廊下も素足で歩ける。 離れの部屋に案内され6畳和室+1.5畳+1畳で洋式トイレ、冷蔵庫あり。 テーブルの下は掘り炬燵になっている部屋。離れに行く際はスリッパが用意されていました。 畳敷きの多さで去年泊まった岩井屋を思い出しました。 【食事】 2食とも部屋食となりました。夕食は石狩鍋や鯛の塩焼きお造り等7~8品程。 可も無く不可も無くと言った所でしょうか。
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    夕食1

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    夕食2

【温泉】
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共同浴場の薬師湯から引湯していて男女大浴場の内湯に使用されていました。23時で男女交替。 掛流しではありますが状況によっては加水加温があるとの記載。 茶緑色濁り40~50センチ程で薬師湯で感じた土類+鉄+塩臭味は一切無くなっていました。 熱いのは共同浴場同様ですが濁りは色濃くなっていたので酸化しています。薬師湯とは別物状態。 貸切湯や露天風呂は沸かし湯となっています。後はマイナス点としては朝8時までしか入浴出来ない事でしょうか。 【その他感想】 日本の宿は和風旅館が1番。温泉に関しては共同浴場を利用した方が良いです。
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    温泉津の温泉街等

144:名無しさん@いい湯だな:2012/04/20(金) 18:17:37.41 ID:mZg4V3Ua0

去年の10月に行った鳥取や今回の島根は九州の次に好きになりました。 洗練された温泉地から鳥取の素朴な温泉街や鄙びた温泉街や一軒宿の多い島根は アクセスが(東北よりも)不便な事もあってイマイチ陽の目を気がしてなりません。 2・3月に行った東北の足元湧出宿の赤倉・鉛・東山・二岐・谷地・蔦などはストレートな個性ですが 山陰は変化球のような一見わかりにくいような印象のする湯が多い感じでした。 東北も素晴らしいのですが個人的には山陰の方が雰囲気や温泉に関しては好みになりました。