山陰の温泉レポ|旅行記

107:名無しさん@いい湯だな:2014/03/17(月) 01:11:08.45 ID:m/tMTGVo0

温泉津温泉旅館ますや 電話予約15000。 部屋は故竹下首相が宿泊するために昭和に建て増ししたバス・シャワートイレ付きの部屋。

食事は、

 先付︰帆立貝と菜の花山葵和え

 前菜︰魚の肝煮・鴨ロース・蛤雲丹焼き等

酢の物

 造り(目鯛が珍しかった)

焼き物︰かます蕗のとう味噌焼き

蒸し物︰松葉蟹の弥生蒸し

 煮物︰ぐじの煮付け(初めて食べたが醤油辛過ぎ)、

揚げ物︰白魚とエビ・たらの芽・椎茸、蕎麦、吸い物(白子つみれと湯葉、三つ葉)

風呂は小さめの源泉掛け流しが一つ、循環(壁が岩)が一つ、男女入れ替え制のため、翌朝 早起きして薬師湯へ。先客2人が出たので後は貸し切り状態。

翌日、汽車で大田に移動、バスで三瓶さんへ。池田ラジウム温泉へ立ち寄りの後、小屋原熊谷旅館泊。 既にレポありなので割愛、夕食に牡丹鍋が出たのが違うくらい。部屋にはシャワーでは無いけど 様式トイレあり。他に宿泊客無しだったのでひたすら3箇所の風呂を行き来。4つ目は冬季閉鎖。 後は旅館のわんことひたすら遊ぶ。翌朝千原温泉に行くためおにぎりを頼んで、合計9280円。 連泊は、料理が同じものしか出来ないので不可とのこと。

翌朝旅館のお姉さんに三瓶薬師の湯まで送ってもらい、タクシーで千原温泉、片道2860円。 部屋休憩5時間1200円。常連の爺ちゃんと20分くらいおしゃべりだが、後はずっと貸し切り。

その後タクシーで三瓶湯元旅館泊。9200円(酒1合込み)。これもまとめにレポあり。客は他におらず勝手に 2箇所の怒濤の掛け流し風呂を行き来。料理はやはり牡丹鍋が。小あじのフライがサービスで付いた。 女将の好物らしい。三瓶薬師の湯(鶴の湯)立ち寄り。 翌日は雨、女将さんが旅館の鍵をかけて自家用車で大田市駅まで送ってくれた。ええ人や。

108:名無しさん@いい湯だな:2014/03/17(月) 02:21:04.93 ID:m/tMTGVo0

大田市駅のコインロッカーに荷物を預けて湯抱中村旅館へ。電話予約12000円。 チェックインは16時を指定されるが、バスと徒歩で丁度そのくらいになる。 大きな壺のある床の間、違い棚付き、虎の襖絵が書いてある立派な部屋に通される。 眺望は崩れかけた隣家と、中庭を挟んだ旅館の屋根に青いビニールシートが痛々しい。 去年の大雨の名残か・・・。

トイレは廊下を通ってかちょっと歩くが、途中扇の襖絵が書かれた恐らく宴会場と、 石制の流し台の洗面の前を通って行く。トイレは新しく綺麗だが洋式はシャワートイレでは無い。

風呂は有名なあの棚田の様な、上にマットが敷いてある湯。 女将さんが浴室の窓の外から「お湯加減いかがですかー?」と聞くから、 「熱いですー」と答えるとバルブ開けて冷たい鉱泉を注いでくれ、磨りガラスの窓の外を女将さんが行ったり来たり これを2、3回繰り返すという何ともアナログな湯温調整法。最初はちょっと落ち着かない。

加温のため夜は8時までの入浴時間だが、他に宿泊客もおらず9時頃まで入浴可にしてくれて、 また「お湯加減いかがですかー?」の繰り返し。 翌朝は「まだ温いですがゆっくり入れますので、朝食までごゆっくり」と言われ、1時間ほど入浴。 チェックアウトまでにもう1回入浴。とにかく湯冷めしないお湯は三瓶や小屋原、千原と全く違う。

夕食は立派な磁器の食器に盛られた先付、新鮮な造り、サザエの造りは別の蓋付き食器に盛られていた。 後はすき焼き、蛸酢、茶碗蒸し、揚げたての天ぷら山盛り、カレイの甘酢あんかけ、蕎麦。 イチゴとチョコレートケーキがデザート。

朝食は塩鮭と甘い卵焼き(懐かしい)、おひたし・蒲鉾・梅干し、冷や奴、味噌汁、香のものが立派な お盆の上に乗って出される。食後のコーヒー付き。 食事は朝夕ともに部屋食だが大きなコタツの上がテーブルとなり、布団も先に敷かれている。 コタツも大きいが部屋も広いので問題無し。

とにかく至れり尽くせり。これで12000円ではコスパ良すぎ。バイパス建設中で湯抱がスルーされる可能性が あるとのこと。「忘れないでまた来て下さい」と言われたのでまた行きます。 余談、夜、地震あり。当地は震度4。木造家屋でながーく揺れましたが無事。

翌日は三朝に戻り桶屋泊だったけど、ここは6名が宿泊。 温泉マニアの沼津からのしゃべりの爺さんがいて、ひたすら東北の温泉話を聞かされるが、 わしゃ東北は未踏の地やから説明されても知らんし・・・。

桶屋も既にレポありなので詳しくはまとめ参照のこと。ほぼ同じ。風呂は足下沸き出しの風呂も、 ほぼ貸し切り状態でした。平日なので宿泊代は7500円、酒500円+入湯税で計8550円。

実は三朝に戻ったのは、新大阪往復3800円の三朝号を利用したためで、三朝で一泊するのが条件 だったため。桶屋で大正解。 翌日14時半頃三朝発なので時間延長をお願いしたら、若旦那が2000円で快く了解してくれて、 ゆっくり昼まで寝て、他の客はチェックアウトしてたので、 一人でまたあの足下湧き出しの湯もゆーっくりと楽しめました。

総じて山陰の三瓶周辺は良かった。でも、さんべ荘のみ将棋の王将戦か何かで立ち寄り拒否。 羽生善治が来てたみたい。立ち寄り目的の客がウロウロしてた。ええ迷惑。

109:名無しさん@いい湯だな:2014/03/17(月) 02:44:23.78 ID:R6PDPJCl0

>>107-108 山陰いいよなぁ。東北とはまた違う鄙びっぷりがよい。 小屋原、さんべ荘、桶屋に泊まったけど、湯抱はまだなんだよねぇ 次に山陰に行くときは、ここと温泉津の長命館に行く予定

111:名無しさん@いい湯だな:2014/03/17(月) 03:06:46.92 ID:m/tMTGVo0

>>109 日の出旅館も良いですが、中村旅館のあの女将さんには感激。 見えなくなるまで玄関で手を振って見送ってくれて。 特に三瓶周辺は女将さんが皆親切。

次は潮、有福、木部谷に行きたい。池田ラジウムも泊まってみたいけど、 女将さんがフワーッと出てくる。湯治の爺ちゃん二人もフワーッと2階へ上がって行った。 平均年齢80位だったから、怖くて泊まる自信が無い><。

112:名無しさん@いい湯だな:2014/03/17(月) 03:17:05.47 ID:R6PDPJCl0

>>111 有福もよいね~。よしだやさんに泊まった。3つの共同浴場もあって、石見神楽の劇場もある。 火災で味のある木造旅館がいくつか失われたのは残念。 木部谷もGWに宿泊を狙ったけど、満室で断られたけど、電話の女将さんの対応は人柄が出ていづれ泊まりたいと思わせるものだったな。 ただ、一人宿泊ではなかったからレポートできなかったけど。

海潮は守る会の宿に泊まったけど、あまり記憶にないww ただ、近くの劇場で出雲神話の劇を見て紅白もちをもらったくらいかな

113:名無しさん@いい湯だな:2014/03/17(月) 03:24:29.42 ID:R6PDPJCl0

潮と海潮を混合してました失礼。

114:名無しさん@いい湯だな:2014/03/17(月) 03:45:26.76 ID:m/tMTGVo0

>>113 海潮は海潮荘に泊まったことあるけど、 値段の安い部屋に泊まると、道をガンガン飛ばすダンプがやかましい道側の部屋。 高い部屋は静かな中庭側。安いていってもそこそこの値段取るし、どーかと思った。 中庭側の部屋、囲炉裏端の食事を選ぶべし。でも確かにあまり記憶に残りません。

121:名無しさん@いい湯だな:2014/03/17(月) 18:33:57.82 ID:xchlNo0c0

>>107-108 楽しく読ませていただきました。昨年の秋くらいから島根のレポが多いような気がします。 島根はまだ足を踏み入れたことがなく、頭の中で漠然と行程を立てる程度ですが、 訪れてみたい温泉地は増えるばかり。 西日本の人からすれば、北東北のレポなどはそのような思いになるのでしょうかw

129:名無しさん@いい湯だな:2014/03/17(月) 22:18:45.76 ID:m/tMTGVo0

>>121 ここ最近島根が多いですね。交通の便の悪い所を、高速バスやローカル線鉄道移動、 路線バス移動の計画を立てるのが楽しいので。

また一人泊で予約入れやすい月曜スタートで土曜までに帰る計画を立てますので、 さすがに新幹線や飛行機、夜行バスはしんどいし、東北どころか九州にも足を伸ばせていませんw 東北のイメージが分からないのもありますが、もっぱら体力と時間的制約の問題です。