うれし恥ずかしヨーロッパの温泉初体験|旅行記

007:びばのん:2015/08/02(日) 00:40:34.43 ID:Xtvuo2lh0.net

台風11号をギリかわして、スイス10日間の旅から帰ってきた。 マッターホルンをはじめとする名峰&絶景列車に癒された。 温泉も頑張って3カ所行ってきた。 連日好天に恵まれ、最高に楽しかった。 (世界一物価の高いところだから、60万円以上かかってしまったけど…)。
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010:びばのん:2015/08/02(日) 03:19:03.78 ID:Xtvuo2lh0.net

うれし恥ずかしヨーロッパの温泉初体験

【ビクトリア・ラウバーホルン】1泊2万1000円

ヴェンゲン駅前にあるリゾートホテル。部屋はシャワーのみ。 半地下に水温33度の温泉が出るスパを備えている。 昼下がり、オレが行ったとき、他に客はなし。 見た目はおしゃれなプール。 深さは1㍍10㌢ほど。 湯は無臭で、普通の水と変わりないが、温泉というせいか肌への感触が心地よく感じる。

しかし、正直どう過ごしていいか分からない。 まずステンレスパイプがベッド状になったところでジェットバスに当たってみる。 次に外周に沿って歩いてみた。 ふくらはぎの部分に当たるジェットが気持ちいい。 数分おきに湯が滝のように落ちる打たせ湯のような設備もある。 「泳いでえーのん?」。従業員に尋ねると笑顔で「ええで」。 数十年ぶりで平泳ぎの真似事をしてみた。 そうこうするうちに、他の客がちらほらやって来た。 気がつくと、渦流浴ができるスペースがあった。 白人のじいちゃん、ばあちゃんがそこを歩いている。 いったん上がり、また湯に戻ると温かい。 (サウナはあったが好きでないので入らなかった)

結局、スッキリとした気分にならぬまま、ヨーロッパでの温泉初体験を終えた。 やっぱり、見た目も、実際もプールだからか、と思った。
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034:びばのん:2015/08/03(月) 03:13:59.80 ID:AUM1HDmL0.net

アルプス最大の温泉地、ヨーロッパの草津温泉にある最大規模の公共テルメ

【ロイカーバート・テルメ】

ツェルマットに宿泊中、雨の場合に予定していたが、好天続きで順調にスケジュールを消化したため、往復4時間112スイスフラン(1万4560円)をかけて日帰りで行ってきた。

背後のゲンミ峠の絶景が素晴らしい。28~44度の11のプールがあり、屋外には‘“うえの湯”“したの湯”と2つ。“うえ”の方が温度が高い。

しかし、期待は大きかったものの、前レポと同様、やはり「プール」である。歩行浴の浅く小さなところが最も温度が高く、寝そべってみたい衝動にかられた。硫黄泉ではあるが、全然それっぽい感じがしなかったのも残念。

ロイク駅からバスで30分。 ■3時間券23スイスフラン(2990円)
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190:びばのん:2015/08/06(木) 19:16:35.31 ID:RuRI530M0.net

初体験の「泥浴」&ヨーロッパで一番濃い「シャンパン温泉」

【MTZ(温泉療養施設)ハイルバート・サン・モリッツ】

今からおよそ3500年前に発見されたと伝えられる温泉へは、サン・モリッツ駅から3番のバスに乗り約8分。 2階の受付で説明を受けながらしばし迷う。なぜなら、とってもお高いからだ。 結局、ミネラルバスとスイスではここだけというモールを使った泥浴(首、背中)を選択。

部屋へ案内され、しばらく待っていると金髪のお姉さんが電気炊飯器の親分のような器具を持ってやってきた。 ベッドの上にはビニールのようなものが敷かれ、お姉さんは首、背中が当たる部分にこってり泥を盛った。 「全部脱いで」 ネットで調べ事前に知っていたので、潔くパンツを下ろした。 「寝て」 仰向きに寝ると、そのまま包まれ、みのむし状に。お姉さんは姿を消した。 ホカホカ温かく気持ちいい。 日本にもあったらよいのに…。 20分経つと一度現れ、顔の汗をふいてくれた。寝てしまいそうになりながら、さらに40分。 再び現れたお姉さんは、ビニールのようなものを外し、「立って」。

入口とは違うドアを開けると、ステンレス製の一人用の湯船に薄茶色の温泉が用意されていた。 源泉は5.8度だが、およそ37度に加温されているという。 泥がついたままの体を静かに湯船に沈める。 「おおっー」 思わず大きな声を出してしまった。 シュワシュワシュワシュワシュワ、パチパチパチパチパチ…。 これが噂のシャンパン温泉、ヨーロッパで一番濃い超高炭酸泉か。 弾ける音が正直うるさいとさえ感じられるほどだ。 初めての欧州、これまで「プール」に肩透かしをくってきたが、ようやく極上の温泉に巡り会うことができた。 医療施設ではあるが、旅行者にも気軽に利用することができる(水着、タオル不要)。

入口を入ったところにある飲泉は無料で利用できる。 クセがあるが、やはりかなりシュワシュワは強い。 (隣にあるプールとは間違えとんてね)

■ミネラルバス 35スイスフラン(4550円) ■泥浴(首、背中)65スイスフラン(8450円) (全身)85スイスフラン(11050円) ■飲泉 無料

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191:びばのん:2015/08/06(木) 19:35:19.72 ID:RuRI530M0.net

【ハイゼルマン】 サン・モリッツ駅近くにあるカフェ。 晩年をスイスで過ごしたオードリー・ヘップバーンの行きつけで、彼女が愛した「エンガディナー・ヌストルテ」というスイーツを食べながら、サン・モリッツ湖を見下ろしていると、古きよき映画にまぎれこんだようで何だかとってもいい気分。