691:名無しさん@いい湯だな:2016/09/01(木) 22:37:15.16 ID:eABUjYiUO.net
今秋山郷にいるで~明日の切明で最後。 天候にも恵まれて天の川が綺麗過ぎる。 ここはだーれも泊まって無いけど明日は多分人多いだろう。
切明はどーでも良かったけど、
森宮交通が木島平村まで無料で送ってくれるというので無理矢理一泊入れた。
明日は苗場荘で昼飯食って楽陽館に立ち寄りってからバス。皆九州に行ってるんかな…
820:名無しさん@いい湯だな:2016/09/05(月) 21:20:37.77 ID:4qW79Bcy0.net
中越と奥信越行ってきました。疲れたわ。
その一、
松之山兎口温泉・庚申の湯植木屋
宿泊代9280円、一人泊増500円、生酒白鳥950円、計1880円(税込み)
外観はオンボロだが部屋は綺麗だった。
8畳か10畳か忘れたが廊下付き洗面付きで、
トイレは共同で洋式もあるがウォシュレットでは無い。
時期的に虫は仕方無いがカメムシは一匹だけ、
後は黒いコガネムシの小型みたいなの数匹をガムテープで全てゲット。
風呂は松之山にしては鉄分を含んだ塩辛いナトリウム泉で、
松之山温泉特有の油臭は全くせずだが、
その代わり温湯があって熱湯温湯がひとつずつ。
熱湯がオーバーフローしたらそれが中間の浴槽の木枠の溝から少しずつ温湯漕に注ぐ仕組み。
24時間入浴可でカランは二箇所。
821:名無しさん@いい湯だな:2016/09/05(月) 21:36:20.97 ID:4qW79Bcy0.net
朝晩の食事は食事処でいただく。
晩飯はサンマの甘辛く炊いたのとカジキの造り、
ずいきの甘酢、鰻、豚肉の陶板焼きと天麩羅と岩魚の塩焼き。
これに魚沼産コシヒカリの白ご飯と味噌汁と、デザートのメロンが付く。
朝は至って普通だが白飯はさすがに美味かった。
コーヒー付き。
高台にあるため眺望も抜群で、
夜中に抜け出して見上げた星空も綺麗。
久し振りにこんなに沢山の星や天の川を見た。
行きはほくほく線まつだい駅から松之山支所前までバス、
そこまで車で迎えに来て貰ったが、歩けば3~40分か。
帰りは津南まで送ってくれたが、冬場は通交不可能の道。
台風の影響で一組みがキャンセルしたらしく貸し切り。
居心地の良い一軒家でした。
825:名無しさん@いい湯だな:2016/09/05(月) 22:15:46.54 ID:4qW79Bcy0.net
その二
飯山線越後鹿渡駅から徒歩5分くらい、
辰ノ口温泉湯元渓泉荘
宿泊代7800円、温燗一合350円、計8150円(税込み)
立地は国道から細い坂道を下った谷川沿いにあってすぐ奥が砂防ダム。
部屋の窓から直ぐ下に谷川が流れていた。
台風で洪水になったらアウトだなこりゃw
部屋は6畳で敷物も夏使用の籐網代のカーペット。
廊下と階段、休憩室ともピカピカのウッディーな設えで、
外観からは想像出来ないくらい綺麗。
トイレは所謂水鉄砲式簡易水洗だが清潔。
温泉は弱アルカリ単純泉だが薄い半透明の茶色がかった湯で、
特徴はあまりないが良い湯だった。
浴槽は2人も入れば一杯で男湯女湯それぞれにそれぞれのシンボル石が置いてある。
男女の浴室の境の壁がちょっと低め。
浴室二面がガラス張りで湯の色が映りにくかった。
829:名無しさん@いい湯だな:2016/09/05(月) 22:30:20.27 ID:4qW79Bcy0.net
部屋からはすぐ眼下に谷川の流れ、
川向こうも宿の裏もすぐ山の緑が迫っている。
夕食朝食とも部屋食で一気に運んで来るから、
天麩羅は少し冷めてるが文句は言えないし味は十分美味かった。
翌日の交通手段がバスも列車も12時過ぎまでないため滞在時間延長をお願いしたら、
ここも他に泊まり客も無かったし翌日も何にもないからどうぞと快諾してくれた。
優しそうな女将さんと息子さんが頑張ってる心温まる良宿。
因みに越後鹿渡駅前の鹿渡館は5月末日をもって閉館。
残念!
833:名無しさん@いい湯だな:2016/09/05(月) 23:30:19.54 ID:4qW79Bcy0.net
で、その三から秋山郷突撃、まさに突撃。
津南町役場前からバスで上野原下車、登り坂を徒歩約15分(送迎頼んだら良かった・・)
栄村振興公社 秋山郷牧之の宿 のよさの里
宿泊代12750円、温燗330円、消費税等27円、計13107円。
本家と七つの分家というコンセプトでつくられた公営の宿。
各分家は洋室風に言うと囲炉裏付き2LDKシャワートイレ付き。
本家と各分家や露天風呂はながーい廊下で繋がっている。
内風呂は夜10時までで普通だが露天は24時間入れる。
加水して適温に調整してある弱アルカリ性単純泉で無色透明。
湯は特徴無しだが、昼間は鳥甲山が見える絶景の露天風呂。
夜は無数の星と天の川、おまけに無数のコウモリが凄まじいスピードで飛び回っていて、
入浴中に恐怖を覚えたのは初めて。
852:名無しさん@いい湯だな:2016/09/06(火) 08:40:04.25 ID:FXE3DYTh0.net
露天風呂と露天から見える鳥甲山の風景。
湯は弱アルカリの無色透明で加水して温度を調整してあり良い塩梅の湯温。
コウモリは飛び回るが景色と星空は美しい。24時間入浴可
内湯は本家棟にあり高温の為加水掛け流しだが、
本家が夜10時に鍵が掛かるため内湯も10時まで。
食事は本家の広い食事処で一人でいただいたが、
夕日が差し込んでボケボケんぽ画像なんで
アップは参考までにボケボケ画像一枚だけ。
キャベツや素麺南瓜、山菜、岩魚の塩焼き等の他、
豚肉と根菜・ピーマンの陶板焼き、岩魚と南瓜・ピーマンの天麩羅、
岩魚の昆布〆と蕎麦等出来たてを順番に運んでくれたが、
調理人のおにいちゃん一人とお運びのおじさん一人いて、
お運びのおじさんは配膳が終わるとすぐ帰宅した。
良くも悪くも公共の宿だったが、
食事は感動は無かったもののどれも美味かった。
本家には土産売り場もあるので、
夜口寂しいときは10時までにここで仕入れておくと良い。
究極の静寂がお好きな方はどうぞ。
845:名無しさん@いい湯だな:2016/09/06(火) 02:48:59.53 ID:dq5bnNZ60.net
>>825
4枚目の写真びっくりした、真ん中の岩の横に人がいるように見えた
848:名無しさん@いい湯だな:2016/09/06(火) 06:57:57.20 ID:xkZ0UWfq0.net
>>820-821
植木屋は電話で二度断られて、今のところ縁がない宿w
町営(市営)だけど、管理は植木屋に任されていた「兎口露天風呂・翠の湯」があるうちに泊まりたかった。
2013年に廃止されちゃったのが残念。
>>825
ここは初耳。茶色がかった湯ということは、少し離れてるけどレポもあるしなの荘と似たような湯なのかな。
849:名無しさん@いい湯だな:2016/09/06(火) 07:50:58.95 ID:E1PiH8sR0.net
>>833
秋山郷は興味があった。知人が2年連続で泊まりに行ってる。
秋は紅葉がきれいと。ただ、値段が高めの気もするけどどこもこんなものかw
850:名無しさん@いい湯だな:2016/09/06(火) 07:51:57.67 ID:FXE3DYTh0.net
>>845
まあ何とも微妙な岩でしたw
が、浴槽が小さく掛け流しなので一晩中入浴可なのが嬉しい。
>>848
植木屋はHPの予約覧に満室かどうか○×が記載されているので、
予約○の日に宿泊希望のメールを送ると宿から返信メールが来ます。
1名1泊の御予約の件ですが 1名1室利用は 500円割り増し
となります。 バス停は松之山支所となりますが 午後5時までにチェクインされる
時間帯でお願いしております。
これに了解のメールを送ると、宿から予約受け入れ確定のメールが来て完了。
翠の湯は残念だけど、逆に立ち寄り湯が無いのでひっそりして落ち着きます。
夏は植木屋で緑の樹々に囲まれ、冬は温泉街の湯とか使い分けも良いかも。
渓泉館の湯は津南駅中の温泉リバーサイド津南と似たような湯の色なんで、
恐らくしなの荘の湯とも似たような湯かと。
851:名無しさん@いい湯だな:2016/09/06(火) 08:06:27.98 ID:FXE3DYTh0.net
>>849
値段はこんなものでしたが、
秋の紅葉シーズンに一人泊の受け入れがあるかどーかは不明。
定員42人で七棟の分家ですから、一棟あたり6名宿泊可の広い部屋に泊まるので、
ちょっとの物音でもびっくりするくらい漆黒と静寂という言葉がぴったりの宿でした。
855:名無しさん@いい湯だな:2016/09/06(火) 09:38:16.08 ID:FXE3DYTh0.net
その四
秋山郷屋敷温泉秀清館
宿泊代10800円、温燗一合500円、計11300円
秋山郷屋敷集落の一番低い場所、中津川沿いに建つ宿で、
秋山郷では唯一の弱アルカリ硫黄泉。
この日も宿泊客一人だったので角部屋の二間続きの広い部屋。
内風呂の展望風呂はガラス張りで若干湯温高めだが、
色はこの日は半透明のエメラルドグリーン。
露天は浴槽の底が水色なので一見水色に見えるが透明。
露天浴槽に入るとき、段に湯花が体積してヌルヌル滑るので要注意。
何れも一晩中入浴可のドバドバ源泉掛け流し。
858:名無しさん@いい湯だな:2016/09/06(火) 09:59:02.31 ID:FXE3DYTh0.net
夕食朝食は一階の食事処で。
岩魚の昆布〆や黒い魚は岩魚の唐揚げで、見栄えに反して絶品、
小鉢の山菜・野菜類も色々豊富で嬉しい。
この他豚肉と茄子の大根下ろし甘酢和えが付いた。
食事はここが一番でした。
宿泊前日前々日は旅館組合の会合で休館、
宿泊翌日は若女将が用事で休館。
とにかく元気で忙しい若女将でよくしゃり笑い動く。
「用事で出かけます、おばあちゃんがいるので好きなだけいて下さい。アハハ」
と言って出て行った。
冬季は11月のお彼岸前後から春は3月のお彼岸くらいまで雪で休館。
背後の布岩は紅葉の絶景ポイントなので、紅葉の時期は忙しそう。
859:名無しさん@いい湯だな:2016/09/06(火) 11:11:27.12 ID:FXE3DYTh0.net
最後
切明リバーサイドハウス
宿泊代12000円。温燗450円、入湯税150円、計12600円
雄川閣の横の道を下って、川原風呂に行く橋の右手に建つ、
切明温泉の中では川に一番近い洋風の外観をもつ、唯一の個人経営の宿。
部屋は玄関の左手、川沿いの二階和室6畳でまだ新しく、部屋の照明もLED。
洗面は廊下の両端に一箇所ずつと、トイレは共同のシャワートイレが二箇所。
露天風呂は宿の裏手を一旦出てサンダルに履き替えて行くが、川は直接見えない。
湯は弱アルカリ単純線で、切明の他の旅館と同様。
その代わり深夜に狸4匹と狐2匹にご対面。
860:名無しさん@いい湯だな:2016/09/06(火) 11:21:16.97 ID:FXE3DYTh0.net
食事は1階の食事処で。この日は男性一人客ばかり三人。
料理はこれに山菜の天麩羅が付く。
岩魚も山菜も続くとさすがに飽きるが、
決して不味い訳では無く美味かった。
旅館猫が二匹、auは電波が完全に圏外でロビーに無料Wi-Fiあり。
総じて良い宿だったが、部屋に長い女性の髪の毛が4本落ちていて、
カメムシが居なかったぶん、ガムテで髪の毛を取る羽目に。
862:名無しさん@いい湯だな:2016/09/06(火) 11:51:54.77 ID:FXE3DYTh0.net
立ち寄り湯
小赤沢温泉楽養館
入浴料500円
チェックアウトから移動まで時間を持てあますので、
その時間にここで入浴したり軽食が取れる。
小赤沢バス停から徒歩で坂道を登ること約20分。
鉄分を含んだ成分の濃い湯で、湯温42℃前後。
客も常時2、3人で風呂に浸かっては外の涼み処で風に当たる。
他に民宿苗場荘でも昼食を取れるし、若女将も元気の良い明るい人なので、
結構時間がつぶせる。ここに泊まって楽陽館に入浴しに行くのも手かも。
862:名無しさん@いい湯だな:2016/09/06(火) 11:51:54.77 ID:FXE3DYTh0.net
因みに切明からは木島平村が補助金事業で、
カヤの平・秋山郷高原シャトル便なるものを土日に無料で運行中。
雄川閣前から木島平村観光交流センターまで.
本来は9時15分に交流センター発、11時05分に切明温泉着、
滞在約2時間で13時10分切明発、15時木島平着だが、
片道のみ乗車も可。問い合わせは森宮交通。10月23日までの土日祝のみ。
どうやら今年だけの無料試験運行でアンケートあり。
868:名無しさん@いい湯だな:2016/09/06(火) 18:02:22.80 ID:Si0pPoHB0.net
のよさの里で終わりかと思ったら、ほんとに怒涛の秋山郷連発。
距離は10キロも離れてないだろうから、
公共交通機関利用だと、それなりに時間潰すところを予め見つけておかないと大変ですね。
楽養館があってよかったw
869:名無しさん@いい湯だな:2016/09/06(火) 19:50:29.64 ID:FXE3DYTh0.net
>>868
その通りですね。
本来は秀清館がメインで、立ち寄りは楽養館と決めて秋山郷に行こうとしたのですが、
秀清館の営業日が限られていた上、ならば前日にと電話した逆巻川津屋にけられて、
たまたまの近くのよさの里にした次第なので、楽養館が休館日だったら目も当てられなかったです。
楽養館から秀清館までは徒歩で行き、翌日の昼食を苗場荘に予約を入れ、
翌日はバスで小赤沢に行きましたね。さすがに秀清館からあの登り坂は徒歩ではキツいです。
苗場荘の後も楽養館で一服しましたので、楽養館様々でしたw
地区のマップには等高線がありませんので、平地が無いとは知らず、
毎日がプチ登山でした。
873:みよしやA:2016/09/07(水) 00:07:49.24 ID:hVci1ZN50.net
>>855
大量のレポ乙。
温燗が安い宿が多いですね。
レポを拝見して、秀清館と楽陽館は一度行きたくなりました。
881:名無しさん@いい湯だな:2016/09/07(水) 20:46:14.20 ID:2Chmpr9Y0.net
>>873
銘柄は辛口なら苗場山、甘口は秋山郷、
いずれの旅館もこの二銘柄のみですが、
秀清館では自家製どぶろくもご相伴にあずかりました。
秀清館と楽養館良かったですよ。
小赤沢の民宿に泊まって楽養館に行くのもありかと思いました。
是非是非。