頑張って遠征しました東信上州|旅行記

170:名無しさん@いい湯だな:2017/08/31(木) 23:02:05.65 ID:Hwgw5mp30.net

今更ながらの感はあるものの、頑張って遠征しました東信上州。

その1 田沢温泉ますや旅館13500 温燗1合500+消費税40 入湯税150 計14190円

部屋はフロントの隅の開き戸の奥に隠し部屋の様にある中二階の部屋で、 8畳二間続きの広ーい角部屋。 引き戸を開けると右手に男女共用トイレがあるが、 閉めると部屋専用のトイレみたいでラッキー。 洗浄式トイレ二ヶ、男子小用三ヶを独占。

この日は女子二名、一人泊オッサン二名、朝食時は更に若いカップル一組みがいた。 居心地は極めて良いものの料理は味付けが甘~いのがちょっと苦手。 コイの煮付けは砂糖の味しかしないし鍋の出汁も吸い物も甘~い。 卵焼きの甘いのは覚悟していった。まあでも特徴があって良い。 風呂もほぼ誰とも会わずだったが、夕方と朝湯は当然有乳湯へ。

青木村BTまでは寡黙なお爺さんの迎えで、帰りはBTまで歩いて。 立派なレポが多数あるので以下略。

その後、しなの鉄道で小諸に寄って藤舟で鰻重食ってから、 軽井沢から新幹線で高崎へ知り合いに会いに行く。

その2 翌日は随分前に予約を入れておいた嬬恋温泉つまごい館 9900円 へこへこと吾妻線で大前まで行ってきました。湘南カラーの車両最高。

飲み物も聞かれなかったので酒無し飯だけ。 宿泊者は他はどーもチャリンコで来たらしいカップルだけ。 晩飯も食って早々出て行って、朝もとっととチェックアウトした。 ここも立派な既レポありで以下割愛。

大変結構でございました。つづく。証拠画像だけw

171:名無しさん@いい湯だな:2017/08/31(木) 23:55:06.85 ID:Hwgw5mp30.net

その三 応徳温泉いこいの宿花豆 宿泊10800 温燗1合380 消費税894 入湯税150 計12224円

つまごい館から歩いて万座鹿沢口、そこから長野原草津口11時半頃下車なのだが、 何と13時45分までバスが無い。 駅の隣に出来た長野原・草津・六合ステーションでうどんとカレー食ってから時間つぶし てると、 たまたまチャツボミゴケ公園と野反湖のツアー客を迎えに来た宿の送迎車を発見。 運転手に声をかけてついでに乗せてもらって1時半頃には宿到着。 どーも送迎は頼めばしてくれるらしい。 チェックインまでの時間は宿の裏に併設の立ち寄り温泉くつろぎの湯に無料入浴、 休憩室で昼寝してあっという間に時間が経つ。 そこは道の駅六合(くに)に併設の宿だけあって食事処もお休み処も売店もある。

湯は草津の仕上げ湯と言われ、千年の歴史があるという弱アルカリ白濁の掛け流し。 黒色と白色の湯花が漂うが、この日は黒い湯花は少量。 内湯は湯揉み板で湯揉みをして入るが揉まなくても入れる。露天は温湯。

古民家を移築したらしく太い梁を生かして改築した真新しい部屋で、 洗浄式トイレと洗面付き7.5畳。 食事は一階の食事処で一組みづつ別の部屋。 囲炉裏端で食べる食事プランもあったが、スタンダードプランで十分。 併設のお休み処くにでは花豆のジェラートや桑の実ジュースもあったりして、 店番のおっちゃんはヤマブドウの枝で籠を作る職人さんで話好き。 時間潰すにはもってこいだが、そこは道の駅に併設の宿、 朝早くから車やバイクの音がちょっと気になる人は気になるかも。

チャツボミゴケ公園に行かれる方は是非。

172:名無しさん@いい湯だな:2017/09/01(金) 00:36:24.53 ID:Pde0LC180.net

その四 初群馬なのにさすがに草津に行かない訳には・・・仕上げ湯と逆になってw

草津温泉群龍館 宿泊13500 消費税1080 入湯税150  計14730円

応徳温泉から路線バスで長野原草津口でJRバスに乗り換えて草津BT。 コインロッカーに荷物を預けて行っとけ白根山湯釜。 雲行きが怪しくなって来たので1時間位ブラブラした後とっとと下山。 案の定宿にチェックイン後に土砂降りの雨。山上に残った人はどーなったやら・・・

選んだのは奈良屋の隣にひっそり佇む群龍館。 外観は年季が入っているが中にはエレベーターがある。 部屋は6畳、洗浄トイレ洗面付き。 窓の外には上から一井の高いビルがドカーンとこちらを見下ろしている。

部屋には小さい丸テーブル。 朝夕食事は部屋食で、二つのお膳に載せられて運ばれて来る。 至って普通だが不味くは無い。

風呂は白旗源泉を引いた内風呂だけだが、多少熱いものの柔らかい湯。 湯ただれも湯あたりも無し。 派手さは無い落ち着いた宿。おそらく女将さんとご主人で切り盛りしてるのかも。 板前さんは知らないが宿ではこのお二人しか見かけなかった。

因みに立ち寄り湯は地元出身者の友人に聞いた翁乃湯。 ちいさな浴槽だが投入される湯量がかなり豊富にざばざばと。 他に一人入浴客もいたので画像は外観のみ。


174:名無しさん@いい湯だな:2017/09/01(金) 01:00:48.36 ID:V3mbMWyl0.net

>>172 レポ乙! 群龍館は知らないけれど、翁乃湯は前を通ったことがある。 隣接する甘味処篠に寄ったら女将さんが掃除してると言ってた。

湯釜も登った。噴火の影響で元の登山道が閉鎖されて別の登山道だった。

179:名無しさん@いい湯だな:2017/09/01(金) 02:16:54.06 ID:Pde0LC180.net

>>174 確かに手前の登山道は立ち入り禁止でした。 湯釜から下りる時に向こうの峰に熊が出没w

186:名無しさん@いい湯だな:2017/09/01(金) 04:58:37.77 ID:ouir2hDP0.net

群龍館はいつも前を通っているけどこんな宿なんやね 食事は普通だけど盛り付けと器に拘ればもっとよくなるだろうに、そこはやはり草津なのか

187:名無しさん@いい湯だな:2017/09/01(金) 09:00:36.28 ID:1iYEkbug0.net

群龍館は地味ではあるけれど良い宿だよ 写真に載ってるエビのマヨネーズ、手作りの酸っぱくないヨーグルトが記憶に残ってる 10年以上前に家族で泊まった時には、大豆の香り豊かな手作り豆腐も出た記憶がする 一度泊まるとお得プラン付きの葉書きが届いて少し安く泊まれるが、今もやっているかはわからない

188:名無しさん@いい湯だな:2017/09/01(金) 09:05:02.85 ID:Pde0LC180.net

群龍館の部屋の画像が一枚だけありましたので張っておきます。 ドアは鉄の開き戸で、開けると狭い空間の右手に洗面、左手に手洗いの間。 障子だったか襖だったか引き戸を開けて一段上がると部屋です。 部屋の窓の内側は障子が目隠しになっていました。

http://imgur.com/a/uuwtY

189:名無しさん@いい湯だな:2017/09/01(金) 09:19:39.10 ID:Pde0LC180.net

>>187 >172の浴槽の下の画像の、 枝豆の上にある薄茶の餡が掛かった茶碗蒸しの様なのが手作り豆腐だったと思います。 揚げ物は無かったですね。 女将さんが食事のお膳を運んできて、ご主人が布団の上げ下ろし。 二人とも穏やかそうな方でした。 地味ですが湯畑にも近いし散策にも外湯廻りにも便利。

190:名無しさん@いい湯だな:2017/09/01(金) 09:26:38.12 ID:ouir2hDP0.net

>>187 泊まって分かる良い宿、というのは理解できるんだけど ここに15,000円払うかと言われれば自分はちょっと・・・かな 立地がいいので仕方ないとは思うんだけどね

191:名無しさん@いい湯だな:2017/09/01(金) 11:34:54.51 ID:1iYEkbug0.net

>>190 確かに、もう少し安ければ良いとは思う ここは素泊まりも可能だからで、セブン買いや外食も良いかなと思う

193:名無しさん@いい湯だな:2017/09/01(金) 12:06:29.85 ID:Pde0LC180.net

>>190 値段については知り合いとも話してたんですが、 その辺は首都圏に近いうえにブランド力なのかな、と。 別府ならこの宿くらいだと1万前後でしょうから。

後は群龍館は門限無しと言われたので決めたのもあります。 11時以降自動ドアの電源は切るが、それ以降は手で開けて入ってくれと。 深夜まで外湯廻りとそぞろ歩きが出来ると考えたので。

まあ連日の早起きと雨とで撃沈したんですけどw

194:名無しさん@いい湯だな:2017/09/01(金) 12:12:19.88 ID:ouir2hDP0.net

>>191 セブンまで30秒だしいいかもw

195:名無しさん@いい湯だな:2017/09/01(金) 12:20:24.90 ID:ouir2hDP0.net

ブランド力、あると思います 特に草津は自然と有名になった訳ではなく戦略的にその地盤を固めていった背景があるので

宿の印象については同感です 只、やはり湯畑まで30秒の距離は代えがたい価値があるのでしょうね 深夜OKも嬉しい、夜中の湯畑散策もなかなかおつなものですから

176:名無しさん@いい湯だな:2017/09/01(金) 01:53:35.36 ID:Pde0LC180.net

その五 草津の仕上げ湯に選んだのは松乃湯松渓館 宿泊7650 温燗1合400 消費税550 入湯税150 計8200円

この値段であの湯にあの食事あの女将、皆さんの大絶賛が良く理解出来ました。 大変結構でございました。温湯サイコー。 他は夫婦連れが一組み。 行き帰りとも群馬原町駅からバス利用。 元気なオバチャン二人組の世間話が楽しかった。

その六 翌日岩島までバスで出て吾妻線で高崎を経由して信越盲腸線で。 妙義山の異様を眺めながら横川へ、言わずと知れた霧積温泉金湯館。 楽天で事前に決済してたので、チェックアウト時に450円のみ請求されて、 領収書も450円のだけw

この日横川駅から迎えの車に乗ったのは自分一人だけで、 寡黙な坊主頭のお兄さんの小さな四駆で。 部屋はいずみの間という11.5畳のやたら広い、少しくたびれた部屋。 本館の階段を上がった右手にある引き戸のガラスにマジックで部屋名が書いてあったw 窓はも広いし中から鍵は掛けられるし、 窓からは風呂の前にスリッパの有無が確認できて便利。 お陰で風呂はほぼ一人。 こんなに林道を入るとは想像していませんでした。 お湯は皆さん絶賛の通り、食事は美味いが朝晩とも多すぎで腹パンパン。 ここも大変結構でした。大満足。つづく

177:名無しさん@いい湯だな:2017/09/01(金) 01:59:04.22 ID:Pde0LC180.net

その七 翌日11時の送迎で一人泊二人と老夫婦一組で自分以外は信越線へ。 こちらは横川からJRバスで軽井沢に。

軽井沢まで戻ってバスで向かったのは霊泉寺温泉。 泊まりは松屋旅館 宿泊8000 温燗1合380 入湯税150 計8530円

鯉の洗いと鯉コクの美味い宿。 行きは宮澤バス停から徒歩、帰りは車で送って貰った。 宿泊者は自分一人、トイレは洋式だが洗浄無し。 風呂はいつ入ってくれても構わないとは言われたが、 夜中に電気を点けて行くのはちょっと勇気がいる。 隣の共同浴場には無料券を貰って行ったがちょっと熱かった。 共同浴場の向こうの立派な旅館には帝京高校野球部が合宿中。 いたって黙々と坂道を歩いておりやかましくも無く。 お祖母ちゃんに米を戴いて。いつまでもお元気で。

その八 再び上田駅から軽井沢へ、一度はバスで層はして見たかった鬼押ハイウエイ・ 万座ハイウエイ。 軽井沢からの直通バスは満員で出発したが、ほとんどトンボの湯で下車。 六里ヶ丘休憩所の絶景と鬼押出し園の奇景を見ながら万座へ。 宿泊は件の豊国館 新館 二食付き 宿泊7700 消費税616 入湯税150 計8466円

窓の外の景色は万座高原ホテルの裏側と、遥か遠くにスキー場のリフト。 部屋は清潔で新しく、食事はまとめで酷評されるほどひどくも無く、 鯖の塩気もあれくらいで十分で、あれより塩気がきつかった塩辛い。 当日の食事付きは7組ほど。 湯は評判通りで今更言わずもがなだが、草津で起こさなかった湯ただれが万座で。 手肌ガサガサヒリヒリ。

万座の仕上げに選んだのが沢渡温泉共同浴場。 小さい方の浴場は激熱だが、大きい方は投入量も抑え気味で、 熱湯ではあるものの入れない程でも無く。 驚くべきはその浴感で『一浴玉の肌』とはよくぞ言った。 入った瞬間肌の表面に膜が張った感じ。本当にガサガサが瞬時にしっとりに変わる。

沢渡での昼食はよしのやという蕎麦屋のざる蕎麦ミニカレーセット。 蕎麦は石臼引きの本格派。 土産は中屋饅頭店の黍大福がたいそう美味。

吾妻線沿線、恐れいりました。

181:名無しさん@いい湯だな:2017/09/01(金) 03:10:55.00 ID:Pde0LC180.net

今回の旅の目的は伊勢崎の知り合いに会うのと、ここに行くのがメインで、 知り合いの都合の良い日と旅館の部屋に空きが無くって、 こんな冗長な計画組んでしまったのに・・・

最終目的地は、 その九 法師温泉長寿館 宿泊20670(消費税+入湯税込み) 温燗1合702 計21372円 前橋から新前橋で上越線後閑駅、そこから猿ヶ京温泉で町営バスに乗り換えて。

バスの到着時間を告げておいたから、バス停には迎えのお兄ちゃんが荷物を受け取りに。 玄関には仲居さんがズラッと並んでお出迎え・・・経験はあるが恥ずかしいわ。

部屋は8畳でトイレ洗面は別。洗浄式トイレあり。 食事は掘り炬燵式の座敷でいただくが、当日は満室で、他はカップルや家族連れ、 団体客も一組あったりしたが、食事付き一人客は自分だけ。 他の客とはかち合わないような座席配置で気後れは無し。 食事無しが男性二人か三人かいたような。

有名な法師の湯は到着後と夕食後に1時間ずつ独占してゆったりと。 自分が上がる頃には団体のオッサン連中がどっさり入って来て、 脱衣場の手前にはスリッパがいっぱい溢れていたので、かち合わずにラッキーでした。

部屋は良いのだけれど廊下の話し声や足音はよく響く。

食事は珍しいところでは、吸い物に一切れのスッポンと麩、お切り込み。 造りはギンヒカリ、鯉の洗い、生湯葉、刺身蒟蒻。 鍋物は豚しゃぶ、揚げ物は山ふぐ(鯰)、ずんだ、しし唐。 焼き物は鮎の塩焼き、冷やし鉢のジュンサイ卵豆腐の他、煮物等。

決して悪くは無いし飯も言われるほど不味くは無い、客あしらいも良い大旅館。 湯も温湯で風呂場も広く風情があってゆったりと入浴出来たが・・・ 満足だが如何せん自分の好みと多少路線が違ったかも。

帰りは朝9時45分の町営バスで猿ヶ京に戻り、そこから路線バスで上毛高原駅、 越後湯沢駅を経由して、ほくほく線で直江津経由で帰りましたとさ。

そりゃ栃尾又や貝掛、松之山も近く、足を伸ばせば2時間で秋山郷も行けるけど、 これ以上行ったらただのアホなので、今回は見送った。 長寿館は火災報知器が二度誤作動、朝は北朝鮮がミサイルぶっ放したせいで、 Jアラートでたたき起こされる始末ww

182:名無しさん@いい湯だな:2017/09/01(金) 03:23:28.74 ID:Pde0LC180.net

要はつまごい館と松渓館の空き日が出来てしまい、それを埋めるために応徳と草津。 最後の法師温泉が空きが無かったので一度帰って出直そうとも考えましたが、 それも勿体ないので、霧積を最初にもってこようとしてたのを松渓館の後に入れて、 その後を埋めたのが霊泉寺と万座。という具合です。 法師に拘らなければもっと早く切り上げて秋山郷でも寄って帰れたんですが。 まあ群馬なんて話に聞くばかりでなかなか行けないので, 何やかや楽しくて、見たいとこも見れて良かったにですけどww

183:名無しさん@いい湯だな:2017/09/01(金) 03:29:22.97 ID:Pde0LC180.net

変な文ですねえw つまごい館予約した後にすぐ松渓館が入れば良かったんですが、 両館の空き日の間が二日空いてしまった、という意味です。