新千歳空港温泉

ちょっと変則だが温泉一人泊には違いないし使い勝手も良いので紹介

・新千歳空港温泉万葉の湯

北海道の玄関口新千歳空港ターミナル内に万葉の湯チェーンが先月オープンさせたばかりの本邦初の空港内温泉。基本的に日帰り施設だが深夜料金込みの¥3000(朝食バイキング付き) で翌朝９時まで滞在可。羽田からの最終便で到着して翌朝の道東行きに乗るために利用してみた。

仮眠室には専用TVのついた大量のリラクゼーションシートが並び、背を完全に倒すとほぼベットになるので眠るのに問題はないがやはり狭いせいか夜中に急に足がつって往生した。奥には安眠室と称する照明を落とした部屋もあり、他に女性専用室もある。

朝食バイキングはビジホの料金別朝食レベルで細かい物も含めれば20品目ほどあり、特に美味いとはいえないが料金を考えれば十分。個人的に牛乳とヨーグルトがあったのが好印象。

温泉は千歳市内からローリー輸送で褐色のモール泉を加熱循環使用し当然塩素臭もある。浴場は普通の日帰り温泉と大差なく、露天から離陸する飛行機が見られる！ってことも残念ながらない。

全般に思ったより快適で、新千歳に夜に着いて満席のバスや電車に揺られて札幌や千歳のビジホ泊を考えれば相当リーズナブルだし飛行機の遅れも気にせず済むが（ちなみに翌朝の空港発便はガラガラ）、まだ存在が知られてないのか客は少なかった。今後夜着で北海道に行く時の選択肢として重宝しそう。