738:名無しさん@いい湯だな:2014/09/05(金) 09:11:21.71 ID:ESrMYePW0.net
■百沢温泉 温泉旅館中野(盆休み旅行2/6泊) じ○らんで予約、二食付き9500円 五能線が大雨で不通になってしまったため、急遽予定を変更。 八戸→青森まで青い森鉄道に揺られ、奥羽本線で弘前へ。 さらに弘南鉄道で平賀まで出て新屋温泉を堪能した後、 もう一度弘前までもどり、そこから弘南バスで百沢へ。 ●ロケーション等 弘前駅からバスで約30分、岩木神社前バス停から徒歩約2分。 隣の中野食堂と一緒に、古き良き家族経営の模様。 外観はかなり年季の入った文化財っぽい感じ。 「山里の小集落」という雰囲気によく合った、好感の持てる構えの建物であった。 ●部屋 和室8畳+広縁 館内は山の古い旅館にありがちな迷路系で、全体的に年季が凄い。 室内もかなり古く、障子は完全に占めても1cmほどの隙間ができるほど傾いている。 一応エアコンは付いているが効きは悪い。冷蔵庫なし。トイレ別。 中庭には池があり鯉が泳いでいるが、部屋の外は工事中で景観は荒地と重機・・・。 部屋や居住性には期待してはいけないかな、という感じ。 ●食事 岩木山への登山客が多いようで、夕食はとにかくたらふく食わせてくれる。 刺身は普通の量だが、ジンギスカン風の豚焼き鍋、鳥と茸のホイル焼き、 焼き魚は赤魚と鰻の二種とどれも必要以上に量が多く、全部を胃袋に収めるのに苦労した。 味は青森らしく総じて濃いめ。洗練されてはいないが、あたたかみがあってこれはこれで良い。 朝食は普通の旅館食で特筆すべきものはないが、これも全体的に多め。 ●風呂 古い内湯が一つだけだが、なかなか趣深い風呂場だな、というのが率直な感想。 カラン・シャワーは、古い温泉旅館お馴染みの、温度調整の難易度が高く湯量の少ない旧型仕様。 湯船はひょうたん型をしており、湯口付近に一人用の小浴槽と、 その下流に5~6人の円形の浴槽が合体したような形。 掛け流し量はドバドバとかなり多量、80l/分はあるだろうか。 浴槽はそれほど広くないので、お湯の回転率はかなりのものだと思う。 鮮度が高いのでとにかく入っていて気持ちよく、パリッとした背筋の伸びる熱湯。 上流の小浴槽は劇熱の45~46度。最下流でも44度とかなり熱め。 ↓感覚的なスペック・視覚︰透明度1.5mほどの、青白いささ濁り。
・嗅覚︰それほど強くない金気臭と砂のような土類臭の混ざった臭い。
・味覚︰適度な塩味と鉄味。直感的には血の味にかなり近い。
・浴感︰前日のはちのへ温泉のようなガツンドカン系。強めのキシキシ感