清津館｜宿情報

清津館 HPのメールで予約。

トイレ無しの12畳部屋＋地酒1合2種類で14,710 清津峡のバス停で車の送迎。当然周りにコンビニない。docomoは圏内だけど、芋は山道で圏外。ロビーにウサギが2匹。皇族の方が来たようで記念写真が飾ってあった。

風呂内湯は24時間。露天は30分の予約制でチェックインのときに聞かれる。冬は冷めてしまうらしく加温してるみたいで、時間より早めに行ったらぬるかった。寒いので内湯の方がよかったが。無色透明だけど硫黄臭がしてややぬるぬる。

飯結構美味い。量は普通。地酒(¥480)も2種飲んだがさすが美味かった。芋が圏内ならまた行ってもいいとオモータ。

と、言うわけで、ぬる湯で、部屋付き又はゆとりのある貸し切り風呂で楽しめそうな関東東北方面の一人旅旅館はありますでしょうか？湯温的には福島の不動湯、微温湯あたりが好みですが、雪が融けないと無理でしょうね。

>>817 車で行けるなら、新潟の清津館もオススメ。今なら雪見露天が貸切

>>822 残念ながら車派ではございません。でも車なら東京から３時間圏内なんですね。いいなあ。ここに限らず、雪見露天は「貸切」率高いですよねｗ

清津峡温泉　清津館 1泊2食＋ビール2本で¥12,850。秘湯の会のHPより予約。

【部屋・施設】外見は重々しい和風だけど、中はわりと殺風景なコンクリ作り。部屋は12畳一間、トイレ別。こちらも一昔前の大型旅館風で、至って普通。

ロビーにはウサギが2匹(ケージ入り)がちょっと珍しい。

家族でやってるので、雰囲気はアットホーム。旦那はちょっと素っ気無いが、その分大女将と女将の愛想の良さでカバーしている。

【風呂】男女別内風呂と貸切露天(30分予約制)

内風呂はちょっと熱めの単純硫黄泉掛け流し。(43℃位) 浴場入った瞬間は硫黄臭がするけど、熱さ以外は比較的マイルド。アルカリが強いけど(ph9.2)そんなにぬるぬるではない。窓が大き過ぎ、男湯は更衣室共々隣の建物から丸見えw

露天は内風呂と同じ源泉を一部加温循環の浴槽が一つ(42℃位) もう一つは別源泉(含硫黄・ナトリウム・塩化物泉)を掛け流し(39℃位)

この露天が清津峡のすぐ脇に立っててなかなか絶景な上、ぬるい方のお湯が意外にしっかりしている。成分表を見ても明らかに濃厚で、長湯してると湯疲れがするくらい。

正直、内湯先に入ったんでちょっと不満だったんだけど、露天に入ってその考えはあっさり忘れた。露天にはカランが無いんで、内湯は体を洗うところと割り切り、露天メインで時間を調整した方がいいと思う。

因みに、露天の予約は一泊当たり初回無料、2回目からは¥300。チェックイン時に速攻押さえるのがおススメ。

【食事】夕食はあけびの新芽や山うど、山女など完全に山のもの中心。地味だが、まあまあ旨い。鯉が名物らしく、カルパッチォで出たけど、それほどでもなかった。寄せ豆腐のほうれん草ソース掛けは出色。鴨鍋の鴨が2切れしか入ってないよママン…

それにしても流石新潟、今回も米に外れ無し。

朝食は普通。温泉で炊いた温泉粥も言われなければ分からないかも。朝も米ウマー。味噌汁に入れられたふきのとうで春を感じた。

【総評】今年は雪が大量に残っており、暖かい中で雪見露天という変な贅沢を楽しめた。

やや交通の便は悪いけど、コスパも良好。内湯含めて建物の風情は無いんで、あんまり秘湯って感じはしないけど… 露天だけのためでも行く価値はあると思う。

今回、12室中客は自分含めて3組。どこもきついなぁ。

因みに、今回は新津温泉の上がり湯のつもりで宿泊した。しかし、3回入浴しても新津のアブラ臭が抜けない… 恐るべし、新津温泉。