164:名無しさん@いい湯だな:2022/04/30(土) 12:14:11 ID:Ecel6fmk0.net
ちょっとニッチな宿をレポ
初出なので一応詳細に
■佐久ホテル
素泊まり6800円(県民割で2500円引き&長野県のクーポン2000円で実質2300円)
●ロケーション、外観等
佐久インターから5分くらい、佐久市の街中にある
見た目は老舗旅館のような風貌
じゃらんで見た限り部屋はシングルルームのみで構成されいるようだ
中にはよく分からんべらぼうに高い食事付きのプランもあるが誰が予約するんだろう
料金は割高感があるがコーヒーや天茶というお茶、オリジナルのヨモギ焼酎までサービスがある
ヨモギで焼酎ということはもしかしたら軽くアブサンを意識しているのだろうか
と思って飲んでみたがミント系のハーブや薬品っぽいフレーバーの変わった酒で好きな人は癖になる味かも知れない
昔飲んだアブサント(アブサンに似せて作ったらしい酒)の甘味を抜いてすっきりさせた感じで個人的にはかなり好き
●部屋
フロントから階段をちょっと登って渡り廊下を渡って別館の2階にある
ちょっと広めのビジホ的シングルルーム
ユニットバス、シャワーなしトイレ付
泊まるのには何ら問題はないがかなり古くくたびれた感はある
冷蔵庫が共用なのがちょっとアレだがそれ以外の必要なものは大体揃ってる
●風呂
別館の部屋から出て階段を降りて1階にある
4人くらいの長方形の内風呂のみ
およそ泉温21度、湧出量約13リットル/分なので資源的には乏しい
そのため42度弱程度に加温して循環で提供
夜はちょっと塩素臭がしたが朝はしなかった
表示は何もなかったけど不定期で塩素消毒してるのかな?
但し循環湯口とは別の蛇口からチョロチョロと生源泉が掛け流されておりこれは飲泉も可能
夜は21:00まで、朝は7:00からと入浴時間が短いのが残念
泉質は成分量500mg強の単純泉だがその割にかなり個性が強い
暗灰色の濁りで浴槽内で伸ばした足がギリギリ見えるくらいの濁り具合
透明度や色はコンディションで変わるらしい
浴槽の湯面の臭いは砕いた炭のようなむさっとした臭いが軽くした
蛇口の生源泉は結構な金気臭と重曹の苦渋な感じに微かな硫黄臭といったところで複雑
本当に単純泉なんだろうかと疑いたくなる
飲んでも臭いから想像した通り鉄味と渋みのある味がした
中性なのにかなりのヌルヌル感があるのは85ミリバルという重曹成分の割合の多さの影響だろうか
塩分などはほとんど含まないが湯上り後もホカホカして汗もかなり出る良いお湯
●総評
掛け流し原理主義の人には向かないが摩訶不思議な単純泉の貴重体験ができる
せめて消毒がなきゃ良いんだけどね・・・
169:名無しさん@いい湯だな:2022/04/30(土) 18:34:55 ID:SHaju/1W0.net
>>164
佐久一萬里ホテルのレポ読んだら
「大浴場の一番大きな湯船が泥沼みたいな色をしていた」
と書いてあるから似たような泉質なのかなと思ったが、
あっちは大深度掘削のようだから全然違うんだろな
170:名無しさん@いい湯だな:2022/04/30(土) 19:32:33.05 ID:PmjwXiJe0.net
>>169
一萬里温泉は、今の内湯が昔の歩行湯の色になっているとすると、少し色が近い気もする。
ただ佐久ホテルの源泉は五色に色が変わるとか言われていて、それを再現して入浴剤も三色売られている謎施設。
174:名無しさん@いい湯だな:2022/04/30(土) 20:52:58.82 ID:Ecel6fmk0.net
>>169,170
佐久ホテルと一萬里ホテルは直線距離にして2kmも離れてないから
別物ではあっても何かしらの関連性や共通点はあるかも
機会があったら一萬里にも行って浴感で確認してみたい
ただ佐久ホテルは泥沼というよりは薄い墨汁という感じだったな
色が変化するのであればあんまり意味のある比較とは言えないけどね
おまけに別の人間が見た印象だし
ホテル自体は確かに謎施設というかキャラの濃さみたいなのはそこはかとなく感じたw
553:名無しさん@いい湯だな:2022/03/12(土) 11:30:15.79 ID:/h77HMQL0.net
自分の場合、サンマの腹の苦味や、鯉がうまいと感じたのは30代半ばから。
その後になって、鯉料理の発祥の地を名乗る、長野県の佐久ホテルで鯉料理のコース食べたらかなりうまかった。
あの頃、佐久ホテルは旭湯源泉の使用許可を取り直したとかで風呂が、天茶風呂から旭湯温泉に戻ったばかりだった。
温泉再開したのは、2016年12月。