875:名無しさん@いい湯だな:2021/08/03(火) 21:41:54.60 ID:SNXD2WVL0
山梨県 増富温泉 津金楼 土曜一人素泊まり5650円
館内・部屋
昔の建物であるが、整理整頓はきっちりされてる
一人素泊まりだが部屋は広く、ウオシュレット、洗面台、冷蔵庫、アメニティ完備
最近の温暖化の影響かエアコンもある
南向きで採光も良く居心地がいいのだが、唯一の欠点はトイレがやけに臭うこと
新しいウオシュレットの感じだったけれど、下水か浄化槽の調子が悪かったのかしら?
風呂・大浴場
朝7時~夜9時まで
朝一で行ったときは、カルシウム由来の膜が張っていて、塩の塊の泡が浮いていました
平成31年度の分析書あり
湧出量33.7L/M 泉温25.6度 ラドン86.4Bq/㎏
二酸化炭素や、炭酸水素、鉄に硫酸も豊富だけど、ナトリウム-塩化物泉となっていた
加温浴槽と源泉浴槽の2つ
加温浴槽は3人ほどでいっぱいの大きさで黒っぽく濁っり、茶色い湯花が沈殿している
非加熱源泉ちょろちょろ供給あり
片隅に蒸気ボイラーがあって、それで浴槽内の湯を温める構造、だと思う
結構熱めの加温で塩化物泉の面目躍如、とても温まり、源泉浴槽との交互浴が気持ちいい
分析書だと「上がり湯は加温、消毒しています」とあったけど、消毒臭は全然なし
循環もしていないっぽいし、どうやって消毒しているのかしら?
源泉浴槽は8人ほどでいっぱいの大きさ。黄色味の濁り湯
冷たいは冷たいんだけど、加温浴槽からのあふれ出しの流れ込みや、蒸気ボイラーの加熱で浴室内の空気の温まりもあるので苦ではない
南向きで、太陽の恩恵もあるしね
源泉は壁面伝いの供給だったので、目視になるけど10L/Mぐらいはあるかしら?
飲んでみると塩味より先に重曹の甘みが来る。炭酸は然程感じない
それでも、じっとしていると体に泡付きあり
肌触りは鉄のキシキシは然程感じず、硫酸の引っ掛かりと重曹のすべすべが拮抗していて、湯上りはお肌がツルツルになる
長時間使っていても、湯疲れも肌荒れも全然感じないので、増富の湯はやはりいい
風呂・丹生の湯
何故か18:00までの時間制限あり。加温浴槽もないのなんでじゃろ? 安全のため?
宿泊者専用。これ目当ての宿泊。まあ、今は通常の立ち寄りも休止中なんだけど
大浴場の湯とは色、風味、浴感とも違いを感じる
こちらの方が、塩味、炭酸を強く感じ、モスグリーンの濁りが濃く感じる(色に関しては電灯の影響もあるかもしれない)
浸かるとモワッと包み込むような感触が得られたが、炭酸由来かな?
濁り湯なので目視は難しいけど、体をぬぐうと泡付きあり
供給量は3L/Mぐらいのちょろちょろだけど、小さい浴槽の貸し切り利用なので問題なし
源泉の泉温自体は、大浴場とさほど変わらないと思うけど、日当たりと加温浴槽の有無の差か、かなり冷たく感じる
それでも、ラドン泉だから、じっとしてればポカポカしてくるだろうと、我慢、我慢……全然、あったかくならねぇ
30分ほどで体が冷え切ったので退散、退散
ただ、お湯それ自体は大浴場のものより濃さを感じ、湧出口より0Mの超新鮮湯だから、一番良かったのも確か
鳥肌が立つが、炭酸やラドンの効能か、同時に全身の毛穴も開いてるような他では得られない不思議な感覚も感じた
大浴場の加温浴槽で汗をかくほど温まり、急いでこちらに入ると実に気持ち良かった
チェックアウト時、お宿の人に聞いてみると津金楼は4つの源泉を持っていて、丹生の湯は大浴場のものとは別源泉とのこと
ただ、二つの風呂の違いは、源泉そのものよりも湯使いの差ではないか
大浴場の湯は、一度地下に落とし、それをポンプでくみ上げているので丹生の湯と比べ炭酸が抜けてしまうのではないかとのことでした
887:名無しさん@いい湯だな:2021/08/04(水) 00:23:47.39 ID:QXbsJzTZ0
>>875
津金楼は冬に立ち寄ったら加熱浴槽もぬるくて「これは夏に来るべきだった」と思った
宿泊専用浴槽は尚更冬は厳しそうだし来年の夏にでも行ければなあ
889:名無しさん@いい湯だな:2021/08/04(水) 00:46:05.74 ID:rA5q7m560
増富は冷泉ってほどではないんだな
891:名無しさん@いい湯だな:2021/08/04(水) 06:08:13.30 ID:UHVGjRne0
>>875
この宿ではないけど
保健所対策で塩素は用意してる
使うのは清掃直後のみ
って宿を知ってる
加水の水も井戸水だから塩素無しw
898:名無しさん@いい湯だな:2021/08/04(水) 17:18:48.15 ID:aH1J305O0
>>875
津金楼素泊まりだと食事はどうされたのですか
以前に出てた村松とか? 他に食事できるような所はあるのかな
まあ一泊ならなんとでもなるけど
919:名無しさん@いい湯だな:2021/08/05(木) 07:25:44.40 ID:0CQqx6WT0
>>898
村松はコロナのため、営業時間15:30までなので、昼食のみ
朝晩はパンを持ち込んでそれでしのぎました
290:名無しさん@いい湯だな:2017/10/15(日) 16:11:22.78 ID:p4gvCCxY0.net
山梨県・増富ラジウム温泉「大湯元 津金楼」
先月末に鼻の手術をして、8日間ほど入院。湯気を吸って効きそうな増富温泉へ行ってきました。
まとめに載っている10年前のレポとそれほど変わらないけど、あらためて。
【交通】
JR中央線 韮崎駅からバスで一時間弱。バス会社が2社あります。山梨交通バスは
スイカ/パスモなども使え、運賃も若干お安い。終点で下車。徒歩5分くらい。
【値段】
本館・湯治プラン 一泊二食9330円。電話予約。一人割増はないようです。二連泊しました。
【設備】
鉄筋建の建物。10畳くらいの広めの和室。洗面・トイレ(ウォシュレット)付き。エアコン完備。
金庫、テレビ付き。アメニティーは浴衣、ハンドタオル、バスタオル、歯ブラシ、ティッシュ。
古いながらも掃除はしっかりしている感じ。
【温泉】
増富ならではの源泉26度掛け流しの浴槽と源泉を加温した浴槽。析出物でこってりと
湯船がコーティングされてます。じっと浸かってひたすら鼻腔に湯気を送り込んでました。
冷たいけど、皮膚に黄色い湯花が付いてくるのを眺めていると一時間もあっという間。
飲泉すると軽いシュワシュワ感、かなり塩辛い。これでウガイすると咽喉にもいいらしい。
平日だったためか、お客さんも少なく、独占する時間も多かったです。
旧館の家族風呂は源泉浴槽のみで、もっと冷たいですが、温泉は新鮮に感じました。
【食事・サービス等】
部屋食。湯治プランだし、たいした食事はでないだろうと思ってましたが、
おかずが5品ほど並び、田舎料理ですが満足しました。ただ…夕食開始が17:30、朝食は
7:40と病院並み。先月の入院生活を思い出しました。
フトンも敷いてくれるし、女将さんも従業員の人も親切で、コスパはよいと思います。
昨年、下部温泉の古湯坊源泉館に行きましたが、同じくらいのお値段で、フトン自分敷き、
カビくさい4畳半の部屋、無愛想な従業員、粗末な食事…だったので、温泉の効能も
含めて、今回の増富が気に入りました。
連泊の中日は徒歩訓練を兼ねて、25分ほどのところにある「フィトンチッド」なる喫茶店へ。
廃校の校舎を利用したいい雰囲気の喫茶でしたが、10月22日で閉店するそうです。
295:名無しさん@いい湯だな:2017/10/15(日) 16:43:56.99 ID:47sLCUh+0.net
>>290
学生の頃、瑞牆山と金峰山登った帰りに増富に日帰り入浴しました。もうかなり昔の話ですが。
何の予備知識もなく湯舟に入ったら冷泉でビックリ。温泉は温かいものだとばかり思ってたw
男湯なのにおばあちゃんのグループが入ってきてビックリ。「こっちが広いからねえ」 初めての混浴w
なんか落ち着かなくて、そそくさと退散したのを覚えています。どの宿だったかなあ。
296:名無しさん@いい湯だな:2017/10/15(日) 17:50:37.23 ID:p4gvCCxY0.net
>>295
290です。私も学生の頃、温泉に開眼し日帰りで増富のどこかの温泉宿に入ったのですが、
冷泉にびっくり、咽喉もとから呼吸用の管が出ている療養中のおじいさんがいて、びっくり
して、そそくさと退散しました。
しかし…まさか自分も療養に今回出かけることになるとは思いませんでした。
「お若いがどこか悪いのですか?」という会話が浴室で交わされる世界は、むかしと
変わっていませんでした。
664:573:2007/07/19(木) 00:02:13 ID:z06J9BXM
さて、6月7月と遠征したので、まずは6月分。
増富温泉「大湯元津金楼」 山梨県 6月宿泊
【交通】
JR中央線「韮崎」駅からバス
【値段】
1泊2食 9000円程度
【建物・部屋】
温泉地の奥のほうの、古びた宿(まあ、増富に新しい宿はないが)
一番隅の6畳間。トイレ・洗面所は共用。空の冷蔵庫と金庫はある。
涼しい気候だからだろう、クーラーはなし。
【食事】
夕・朝とも部屋食。2日目は月初めで赤飯が出た。
いずれも山のもの主体の、素朴な味付け。鯉が出た。
シニア向けの湯治宿はボリューム少なめな宿が多いが、ボリュームはそこそこあった。
【温泉】
男女別内湯。冷たいままの源泉と、加熱循環?の沸かし湯。
増富の他の旅館の内湯を写真で見た限りでは、ここは割と広いような気がする。
長湯が基本なので、いつ行っても混んでいた。
黄土色に濁った源泉、相当冷たい。たぶん同じ山梨の下部より冷たい。
冬はきっと厳しいだろう。ただ、上がったときは不思議と体が温まった。
温泉分析書の記載は「塩化物泉」。放射能泉と呼ぶには、ラジウムが足りないのか。
確かに飲むと塩辛い。また、源泉のみの家族風呂もあった。
いずれも自家源泉かけ流しらしい。