765:名無しさん@いい湯だな:2017/08/16(水) 11:52:04.19 ID:Rgi6LIGn0.net
先週若狭地方三方五胡の虹岳島荘に泊まってきました。
既レポありますが、7年前のものですので、感想も交えてちょっと追加的にまとめます。
●虹岳島温泉 虹岳島荘
秘湯を守る会会員 電話予約 コースは料理控えめコースで2食付税込14190円
【環境・部屋】
小浜線気山駅下車。予約時に連絡していたので迎えアリ。宿まで5分かからないくらい。
以前のレポで「宿の入り口は京都の高級料亭の様である」とありましたが、
たしかにきれいな造りですが玄関・内部ともかなり古びている感じを受けました。
部屋や食事処がすべてレイクビューなので景色は素晴らしいです。
湖に突き出した島状の岬に立っているので静かでいい環境です。
部屋は8畳のま新しい畳に小さなテーブルと向かい合う2つのイスが収まる縁側の板の間で10畳くらいの広さです。
室内に洗面所、トイレならびにバスがあります。備え付けはビールなどが入った冷蔵庫と金庫、エアコン。
時間の都合があり少し早めに宿に向かいたかったので、「風呂だけでも先に入れてもらえませんか」とお願いしましたが、「休む場所がないので、3時以降にしてもらわないと困ります」と断られました。
ついでに「明日も部屋の掃除があるので10時前には清算を済ませてください」と念を押されました。
行ってみたら食堂ヨコにロビーがあって、すでに休んでいる人がいるのには苦笑い。
まあ、宿の都合ですからしかたありません。
最近、早めに入れてくれる宿ばかり訪れていたので、少々甘えてました。
766:名無しさん@いい湯だな:2017/08/16(水) 11:53:24.58 ID:Rgi6LIGn0.net
【食事】
メニューは以前のレポと同じですが、いい材料を使っている割には味がもう一つという感じを受けました。
これは個人差があるので好き好きかと思います。
個人的には味噌汁がおいしかったのに、ご飯がおいしく感じられなかったのは残念です(これも好みでしょうが、コメの粒が小さく、炊きかげんは固めでふっくらさがありません。チャーハン用ならいいと思いますが)。
【温泉】
温泉の内容も以前のレポ通り変わっていませんが、ぬるめと表記されていた湯温は41度強でした。
小さい露天は源泉です(と宿の人は言っていました)が、最高気温29度のこの日で温度は20度。
しばらく入ってみましたが、成分が成分(弱いラドン泉、他成分は100mg/Lちょっと)なので体は冷える一方。サウナでもないとちょっときついです。
私が出た後、風呂の相客が大きい方の露天からジャブジャブお湯を足して入っていました。彼がいなくなってから計ったら35度になっていました。
これなら入るのはいいでしょうが、塩素殺菌・循環風呂である他の湯船と変わらなくなってしまいました。翌朝、行ってみると多くの人が入ったのか、湯が随分汚れていました。
もともとポンプくみ上げで、新湯投入が3リットル/分しかないお湯では、源泉を楽しむというわけにはいかないのでしょうね。
【感想】
この日も家族連れが大勢詰めかけており、海水浴のついでに寄る旅館というのが本来の姿なのかもしれません。
いい環境に浸りたい人にはおススメですが、一人旅で「温泉を味わいたい」という派には向かないのかナ、という感じです。
768:名無しさん@いい湯だな:2017/08/16(水) 18:22:19.43 ID:Y6AXO0mV0.net
>>765-766
通常露天と源泉露天の交互浴では温まらないの? でも、たしかに20度はかなりきついか
埼玉新木鉱泉のように、サウナ造って源泉槽を水風呂として利用するような仕様がベストなのかね
・・・早着は特に公共交通利用だと宿の人もある程度わかってるような部分もあるわな
1時間前に行っても入れてくれる宿がほとんどだが、そこは無理言うようなことじゃないしねw
ここ数年だと新玉川温泉で30~40分ほど待たされた経験あり
別の年はスッと入れたから、状況次第か
782:名無しさん@いい湯だな:2017/08/16(水) 21:54:32.50 ID:agVIPoks0.net
>>765
レポ乙です。
湖畔の宿でいいとこですね。
ただ、レポと同じく湯がね…
飯は私には旨いとイメージが…7年ほど前ですが
522:冷酒:2010/10/21(木) 11:12:58 ID:f1rTisnW0
虹岳島温泉「虹岳島荘」 1泊2食冷酒1本 16950円 福井県
(日本秘湯を守る会予約サイトよりネット予約) 先日の10月三連休初日に宿泊
【建物・部屋】
福井県の若狭地方は温泉貧弱エリアであるが、前々から泊まりたいと思っていた宿に宿泊。米国のオバマ大統領に因んだ饅頭や煎餅が土産物で目立つ小浜市を散策し、「クロンボ」という喫茶店でチャイを飲んだ後、小浜線で気山駅下車。待ってもらっていた宿の送迎者で到着。
古い民家を移築したような味わい深い佇まいで、宿の入り口は京都の高級料亭の様である。水月湖を望むと言うか、それに面したほとりにあるのでとても風光明媚な所である。フロントでチェックインを済ませ、お茶と菓子でしばし休憩の後、部屋に案内された。
一人で泊まるのが勿体無いような広さの和室で、畳の上ではなく窓側の湖を見渡す事ができる所に椅子とテーブルがある。室内に洗面所やトイレはあり、三時半前にチェックインしたので、例によって部屋でゴロゴロして一休みする。
【食事】
プランや人数によって部屋だしか食事処が変わるようだが、夕食も朝食も食事どころで頂く。食事どころもレトロと言うかなかなかの雰囲気である。
秘湯を守る会の会員宿だけあって、食事は美味しい。夕食は若狭牛の陶板焼き、キスやアナゴ等の天ぷら盛り合わせ、茶碗蒸し、鯛の焼き物や新鮮なお造りの盛り合わせ、海鮮ものの酢の物などで料理を持ってくるタイミングもいいので、暖かいものは作り立てを持ってきてくれる。
食前酒に梅酒、皿に盛り付けられた前菜の中にはツブ貝の明太和えがあって美味しかった。
当日は満室でグループでの宿泊客が多かったが、隣には一人旅の男性客もいた。
朝食は別の場所で、ソファの様なゆったりした座席で朝の水月湖を眺めながら食べた。シジミ汁が美味しい。
523:冷酒:2010/10/21(木) 11:35:21 ID:f1rTisnW0
【温泉】
温泉は宿泊客ならチェックインからチェックアウトまで何時でも入ることができる。岩風呂風の内風呂に、木造の露天風呂があり泉質は泉温15℃の単純放射能泉。
湧出量も多くないので塩素殺菌の沸かしの循環風呂であるが、露天風呂には源泉風呂がある。塩ビの配管にあるボールコックを開くと源泉が出てくるので掛け流しを楽しむことができる。ラジウム泉なので特徴は無いけれど、冷温交互に入ると気持ちがいい。
露天風呂などもお湯は温めに設定してあるので、景色を見ながらゆったり湯浴みを楽しむ事ができた。夕食前と深夜、朝食前とチェックアウト前の計四回温泉に入った。
余談だけど、浴室の隣には休憩室があって健康ウォーキング器具もある。似つかわしいかどうかは別にして、秘湯の宿で風光明媚な景色を望みながら運動するのも気分転換になるかも知れない。
【その他】
日本秘湯を守る会のサイトから予約したが、何時でも一人での予約は可能のようである。
チェックイン後に部屋でゴロゴロし、夕食後はお酒が入った状態で布団のなかでTVを見たり本を読んだりしながらボケーとする。翌朝は目覚めた次の瞬間、「ああ、自分は今旅に出ているのだな。」という事に気がつく。それらの気分がさわやかであれば、旅は楽しいものとなるだろう。
そして、目覚めの後の温泉・・・。日常生活からのしばしの脱却には温泉が一番だと思っている。