ホテル三楽荘|宿情報

809:名無しさん@いい湯だな:2022/12/13(火) 21:06:33.66 ID:cjjjocj90

和歌山県 白浜温泉 ホテル三楽荘 日曜素泊まり13350円

素泊まりでこのお値段というお高めのお宿 それでも旅行支援やじゃらんクーポン、ポイントバックを駆使して実質8割引きぐらいになったので行ってきました

建物・部屋 6階のツインベッドの和室のお部屋 12畳に広縁もあるので、一人用の部屋はもともとないのでしょう アメニティ一通りあり、金庫、冷蔵庫、洗面台、ウォシュレットあり 窓からは白良浜が一望でき、この風景に金出す人もいるのだな、と納得 ゲームコーナーにはでっかいパンダさんもいて、クリスマス使用におめかししており可愛らしい 素泊まりでもすぐ近くに長久酒場や7:00からモーニングをやる喫茶店もあるので不自由はなさそう(両方とも今回利用しなかったけど) スタッフは細かいとこにも気を使ったり、流石にホテルなだけはある

温泉 源泉名 藤乃湯 ナトリウム-塩化物・炭酸水素温泉 泉温78.5℃ 湧出量171L/m pH7.7

源泉名 衝幹湯(つくもと湯) ナトリウム-塩化物強塩温泉 泉温62.3℃ 湧出量288L/m pH6.7

湯使いは両者とも高温のため常時加水、レジオネラ菌抑制のため塩素消毒

ヌルツルする山の湯である藤乃湯と、硫黄臭もする海の湯である衝幹湯と入り比べが出来るとするコンセプト なのだが残念なのはかなり塩素消毒が強いこと 浴室に入った瞬間ふわりと香るし、藤乃湯の方は塩素のあぶくが泡立つ ただし、こちらは時間がたつにつれ収まってきたので清掃時の塩素をが残っていたのかも 湯口からの湯は臭わないかなー、でも木材の様な肥料の様な転じた臭いがする気がするなーのレベル 浴槽の湯は明らかに臭う それでも源泉お良さを殺しきることはできず、肌触りはヴェールをまとったようなヌルツルが気持ちいい

また、衝幹湯の方では湯口に塩素玉がこんにちはしており疑問の余地がない とはいえ源泉の方が強いのか、泉質的に溶かしにくいのかこちらの方では特にあぶくも立たず香らず、湯口付近では火薬のような硫黄臭も仄かにする 塩素玉に触る前の源泉をなめてみたがにがりの様な苦みに強い塩味を感じる 肌触りはスベスベの後、かなりギチギチしてきたが硫酸塩が効いているのか塩素の方か

なお、どちらの湯も加水はかなり多めで目視になるが4割~5割はありそう 結果としてジャカジャカのかけ流しになっているので、そこまで消毒にこだわる必要あるのかなぁと疑問 掲示されていた、昔の白浜町統一温泉掲示様式を見ると、そのころは消毒なしだったらしいので、レジオネラ菌検出とかあったのかな

なお、入浴時間帯は15:00~1:00、翌朝5:00~9:30で、男女入れ替わりあり 男性の場合、チェックイン当日は藤乃湯の浴槽1、衝幹湯の浴槽1とスタンダードなものだが、翌朝の浴室は衝幹湯の浴槽2つ、噴水のように湧き出る藤乃湯の大浴槽1、壺湯2つに水風呂1つとかなり違いがある 翌朝の浴室でも、藤乃湯は塩素臭が転じた臭いがしたが、衝幹湯は塩素玉が見当たらなかったので消毒なしだったらいいな

2つの源泉の入り比べを出来るというのは素晴らしいが、やはり塩素消毒が惜しい とはいえ、藤乃湯は他では循環しているらしいら、結局ここが一番いい湯使いになるのかな