629:冷酒1本:2010/03/06(土) 01:28:47 ID:IOEpnYZA
高知県 郷麓温泉「民宿 郷麓温泉」1泊2食冷酒1杯 6900円
(電話にて予約) 宿泊日︰H21年12月30日
★建物・部屋
ホテル星羅四万十をチェックアウトした後、酷道439号線等を進みながら
四万十川流域に点在する温泉に入浴。雲の上の温泉に浸かった後、レンタカーの
ナビをセットして今夜の宿へ向かう。ナビの「目的地周辺です。」という場所に
あるのは綺麗なプチホテル風の宿だった。ネットでの下調べではいかにも田舎の
民宿という感じだったので、正直驚く。昨年(H21)の春に建て替えたとの事で
あった。部屋は洋式のプライベートルームでトイレ付き。勿論ベッドは二つある。
館内は当然ながら大変綺麗。
★食事
夕食・朝食とも館内の食事どころで、オーナーが調理する家庭料理。夕食は川魚の
煮付け、牛肉ステーキ、鰹のタタキほか数品。「冷酒はありますか?」と訊ねると
オーナーが仕込み、愛飲しているというものを飲ませてくれた。これがなかなか美味い。
表現に困るが、日本酒とカクテルの中間の様な独特の味がした。当日の宿泊客は私だけで
あり、お酒を頂きながらオーナーと温泉談義や世論の事、社会情勢に至るまで色々話し合った。
温泉マニアに属する人もけっこう頻繁に来る事、以前東京の温泉施設でガス爆発事故があって
以来行政の指導がうるさくなった事など伺うことが出来た。
勿論、コップ一杯の酒で終わる筈なかったが、二杯目はサービスしてくれた。
最後に酔い覚ましにジュースを飲む。
630:冷酒1本:2010/03/06(土) 01:50:58 ID:IOEpnYZA
★温泉
泉質は単純硫黄冷鉱泉で当然ながら加温しているが、四国では貴重な源泉かけ流し
風呂の宿。ツルツル感はあまり感じないものの、ほんのり硫黄臭が漂っている。
浴室内には大小二つの湯船があり、チェックイン後と就寝前は大に入り、朝風呂は
小に入った。当時は冬型の気圧配置で寒かった上、国道とは名ばかりの道を走った
こともあり、夜は心ゆくまで湯浴みを楽しんだのは言うまでもない。翌朝、高知県の
山間部は10㎝程度の積雪となり、雪見風呂となった。
★全体的に、その他
一言で言うと、「民宿には民宿ならではの良さがあるなあ。」という事。
大規模な高級旅館やリゾートホテルもいいが、こういう所でしか味わえない
良さがある事を再認識した。
夕食の時に話していたが、いつでも一人旅OKだそうだ。人数に関係なく
予約の順番に部屋を埋めていくとの事。
前述のように、翌朝は一面の銀世界になり、オーナーとレンタカーに積もった雪を
下ろした後チェックアウトしたが、車が見えなくなるまで見送ってくれた。