東園|宿情報

364:宿無しさん@お宿いっぱい?:2014/01/15(水) 01:20:57.21 ID:HyjT2Ye+0

あまちゃんが紅白特別編の第157回を終えて一息ついたので、10ヶ月ぶりに温泉一人泊してきた。本当は七釜の常連宿で松葉ガニのフルコースを食べに行く予定だったが、生憎の大雪情報で涙をのんで行き先を変更した(無念)。

372:宿無しさん@お宿いっぱい?:2014/01/15(水) 18:19:28.32 ID:HD3TbS5L0

長崎県雲仙市雲仙 和風旅館 東園

かせや旅館があった頃は毎回のように立ち寄り入浴していた宿で、若い女性従業員の接客の良さ、湯の良さ、マッサージ師の腕の良さからいつか利用したいと思っていた。 しかし当時は頑として一人宿泊を受けておらず諦めていたが、1年くらい前から一人泊プランを新設していたので機会があれば、しかも土曜日でも+1000円で普通に公式HPから予約できるので、その前に泊まる適切な宿があればと考えてた。

【料金】 直電で「おしどりの池を望む【通常和室】和室12.5畳+和室3.5畳」プラン 一泊二食 33000円+1000円+入湯税150円=34,150円(消費税込み) その他にリラクゼーション・ルームでのマッサージ4200円(消費税込み)

【立地】 古湯街から仁田峠側、湯の里共同浴場前の道路から山側は普通の雲仙温泉の硫黄泉とは全く異なり鉄泉が湧く地域で、その一番奥が東園となる。 宿の斜め向かいには手づくりカステラの白雲堂があるくらいで付近にはお店はない。

373:宿無しさん@お宿いっぱい?:2014/01/15(水) 18:21:23.50 ID:HD3TbS5L0

【部屋︰さざんか】 ウォシュレット付きトイレ、2人分の洗面、バスルーム、3畳の控えの間(荷物置き、布団の入ってる押入)、12畳の本間、おしどり池を望む広縁。ホテルのデラックスダブルの部屋を和室仕様にしたような部屋で機能的ではなく正直ガッカリ。

(問題点1) 空調が個別ではなく全館制御方式でエアコン送風口が窓側の高いところにあるため、暖風が足元に届かず寒く、障子を閉めるとほとんど暖気が来ない

(問題点2) TVが26型と小さいだけでなく、置き場所が押入を改造したような場所にあり見にくい。しかもこのTVは視聴予約ができない、HDMI端子を接続してもノートPCの動画やiTunesを視聴できない陳腐な代物だった。 これが海外製とかジェネリック家電メーカーならともかく天下のパナソニック製だというのが悲しい。 この日はマグロ特番など正月番組もあるので視聴予約ができないのが不便だったし、TVも長崎県の地上波とBSだけでケーブルTVの導入はなし

(問題点3) 東園も國崎同様に館内に無線LANがあるんだが、ロビーはそこそこの速度があるが、客室の方は速度が半分以下だった (さざんかの間は割とロビーに近いほうの部屋だったが、奥の方の部屋は絶望的に遅いと思われる)

 (その他) トイレが押し開きなので出る時にスリッパの置き方が面倒、バスタオルと自前タオルの干し場所が洗面下のバーのみで高さ不足

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374:宿無しさん@お宿いっぱい?:2014/01/15(水) 18:23:31.12 ID:HD3TbS5L0

【マッサージ】 東園の売りの一つが腕の良いマッサージさんで、毎回のように利用している。 腰や脚の疲れが嘘のように消えていった

【温泉】 ここに宿泊したかった最大の理由がこの鉄泉。 小浜の塩化物泉同様に雲仙の硫黄泉との相性が抜群で、両方を利用すると肌がスベスベになる。 貸切家族風呂などはなく、同じワンフロアに熱湯の檜風呂、適温の大きめの風呂、温めでおしどり池と山々の景色が楽しめる露天が並んでいる。

かせや旅館があった頃は9800円で1年間利用できる年間パスがあったので便利かつ割安だったが、今は年間パスが廃止となり利用回ごとに1800円と割高設定なので久しぶりの利用を楽しみにしていたが、今回の利用は残念だった。

寒波の影響のせいか湯温がかなり低く、熱湯が適温より低めの湯温で露天はとてもじゃないが湯に入っていられる状況じゃなかった。 前日までに泊まっていた國崎では浴槽の隅に温度計が差し込まれていて、フロントに各湯の湯温が表示されお湯の投入量を調整しているようだったが東園では熱湯に入っている最中に従業員が温度計を持ってきて「今日は温度が低いんですよねえ」って、分かっていたなら湯の投入量を増やすなりしてほしかった。 翌日の朝になっても湯温の低さは相変わらずだった。 冬場に何度も利用していたが今回のようなことはなかっただけに非常に残念。

375:宿無しさん@お宿いっぱい?:2014/01/15(水) 18:25:40.67 ID:HD3TbS5L0

【夕食】 部屋食。内容は不満というか、本当にガッカリした。 献立表から内容を転記すると下記のとおり。 正月料理の残りと湯どころ莉園に併設されている休日限定の寿司処で使うネタの転用のような物ばかりで、日本中どこの百貨店や割烹で出てくるようなもの。 これじゃあ焼酎のロックも進まず残してしまった。 小浜のスーパーで買った伊木力みかんとバッグにスナック菓子があってよかった。

(献立表から) 食前酒(梅酒)、先付(白と黒波紋胡麻豆腐)、座付吸(海老真丈吸)、造里身(鯛、ヒラス、トロ、伊勢海老)

島原半島の彩り八寸(茶ぶりなまこ、さっぱり目生姜、数の子味噌漬け、海老木ノ芽味噌、花びら百合根、黒豆、干し柿、からすみ大根、東園三色串-玉真丈、海老しば煮、穴子八幡巻)

焼物(甘鯛西京漬け焼)、小鉢(茶碗蒸し)、蓋物(里芋まんじゅう)、洋皿(ほう葉)、替り鉢(牛和風ソース)、酢物(がんば(ふぐ)磯辺巻)、留椀(赤だし汁、御飯、香の物)、水菓子(フルーツ)
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【朝食】 夕食に比べれば種類もあってよい。お腹が減っていたので御飯も3杯食べた。

376:宿無しさん@お宿いっぱい?:2014/01/15(水) 18:35:02.54 ID:aXYboisa0

【布団】 國崎と比べると質が悪く、夜中に寒さで目が覚めた。特に問題なのが敷き布団。 一人泊プランのうち安いシングルルーム・プランでなくこっちを選択したのはぎっくり腰を含む腰痛持ちなのでフワフワのベッドだと困るからだったのだがこの敷き布団がふわふわで沈み込むタイプでマッサージでスッキリした腰に違和感が復活したような。

【その他】 マッサージ師さんから湯の里共同浴場が改装されて各カランにシャワーが併設され、投入される源泉がかせや旅館の源泉になったと聞いて利用した。 歩いていくのは寒いなと思ったら、世話係の女の子がフロントに送迎の手配の連絡をしてくれた。たぶん頼めば新湯や小地獄でも送迎してくれそうだ。 湯の里は外観と4つのカランすべてにシャワーが新設されているが、湯船は昔のままで風情があった。湯も懐かしいかせや旅館のにごり湯で嬉しかった。

【総評】 期待していたからこそのガッカリ感もあるがリピするかは疑問ある。 設備面はある程度予想していたのだが、料理面ががっかり過ぎる。

フロントを含めここの若い女性従業員は昔からとても応対が丁寧で笑顔も気持ちよく好印象なんだがなあ。(ただし年配の男性従業員は大規模旅館によくある慇懃無礼タイプ)

本来の東園の鉄湯は最高なんだけどなあ(いつもなら露天に長湯して眺める景色も最高なんだけどなあ)

価格と規模で考えると山口県長門湯本温泉の大谷山荘との比較になるが本来の湯と和室が選べるという点では悪くないが、食事と設備と男性従業員まで含めた対応という面ではこちらを選択する理由が見つからないっていうのが正直な感想。 もし次回再チャレンジすることがあるとすれば安い(22000円or23000円)シングルルーム・プランの方かと思うがたぶんリピはない