682:名無しさん@いい湯だな:2024/01/13(土) 20:56:02.48 ID:7qZc/syn0
上天草の湯楽亭に来ている
熱めの赤湯と温めの白湯の2種のお湯と洞窟風呂が売りの宿
ただ冬場のせいか赤湯も露天風呂と洞窟風呂は37℃くらいになってていくらでも入ってられる
食事は魚介中心で刺身のボリュームがすごかった
九州の刺身は甘い醤油前提だからかとにかく鮮度重視で歯ごたえがすごいね
683:名無しさん@いい湯だな:2024/01/13(土) 21:05:06.28 ID:7uJ6Gteu0
>>682
赤湯って復活したんだ
全部が37度ならちと厳しいが、白湯は加温してるからそっちでいくらか温まれるのかな
684:名無しさん@いい湯だな:2024/01/13(土) 21:33:05.64 ID:7qZc/syn0
>>683
新赤湯らしいです、以前の赤湯は知らないですが湯の花も多くて効能ありそう
内湯の赤湯は加温してるのか41℃くらいはありそうで寒くなってきたらここで温まる感じ
白湯も冬場だから加温してますが、2つ浴槽あって39℃と37℃くらいかな
季節によってそれぞれの浴槽の温度は変わりそうだけど温めの浴槽は必ずありそうなので温湯好きにはおすすめですね
738:名無しさん@いい湯だな:2018/05/06(日) 06:08:47.95 ID:9YQX+b/h0.net
残念と言えばもう随分と経つが熊本地震
天草市の弓ヶ浜温泉ってトコ、赤湯が有名っだったのに
その赤湯が枯れて洞窟風呂も内湯も味気無い感じに
167:宿無しさん@予約いっぱい:2010/02/14(日) 23:49:52 ID:SziU842k0
熊本県天草弓ヶ浜温泉の湯楽亭、鹿児島吹上温泉のみどり荘、熊本県山川温泉の華柚にそれぞれ一泊の3泊4日旅行をしてきた。
当たりもあれば大ハズレもあった、疲れたのでレポは後日に・・・・・・・
168:宿無しさん@予約いっぱい:2010/02/21(日) 00:31:51 ID:G4ahdUka0
熊本県 天草弓ヶ浜温泉 湯楽亭
温泉好きの間で評判のよい湯楽亭に一人泊してきた。満足感が高く、安心して人に推薦できる。
予約はいつもどおり電話で空室状況、苦手な食材への対応について質問して、受け答えの印象が良く、そのまま宿泊予約した。
◆立地、雰囲気、客室
天草と言っても牛深や下田温泉のような遠くではなく、宇土半島から橋を渡って直ぐの大矢野町の宿で近い、宿から歩いて1,2分で海、というか海水浴場。
ロビーは広々としておりテーブルとソファーが数セット用意され、そのチェアの上では白い飼い猫が寝ていたりする。
客室は余裕の10畳で、十分な洗面とやや狭めのトイレ(もちろんウォシュレットタイプ)がついていて快適。
宴会場があると聞いていたので心配していたが、客室とは反対側なのでカラオケ等の騒音は全く気にならなかった。
不思議だったのが東芝REGZAの液晶TVを備えているのに、映るのが地上アナログだけで、地デジもBSも全く映らなかったこと。
169:宿無しさん@予約いっぱい:2010/02/21(日) 00:38:44 ID:G4ahdUka0
◆浴場、温泉
脱衣所が昔の学校の更衣室というか、下足箱のような形態で、立ち寄りで荷物持った人は困ると思う(外にあったロッカーを使えってことか)
温泉は男女が日替わりだが基本的な作りは同じ、個人的には左側が好みか。
浴場は手前から白湯1、白湯2、赤湯の露天、赤湯の洞窟風呂(これも手前と奥側に別々に考えることも可能)。
(白湯1)
岩風呂風になっていて、2槽に分けて熱湯と温湯としている。
確認してはいないが、成分を濾過して湧かしているのではないかと思った。
湯温も一番高く、入浴感はスッキリ系で、上がり湯にぴったり。カランが3つ。
(白湯2)
個人的にはこれが最も気に入った。広々としており強烈な入浴感がある。鮮度も良い。
とてもじゃないが単純泉とは考えられないくらいに成分が濃く、夕方や夜に入ると底に 成分が沈殿して痛いくらい。
早朝の一番風呂に入ると、湯の表面に成分が薄氷のように張っており、気分は最高。
(露天風呂)
洞窟風呂へのアプローチとなっていて特に景色はない。
当日は雨と強風で湯温が下がっていて長居できる状況ではなかったのが残念。
(洞窟風呂)
よくもまあこれをご主人一人で掘ったなあと感心するくらいに大きな洞窟風呂。
予想以上に奥が深くカーブした作りになっている。湯は露天と同じく赤湯だが、当日は
やや薄めの色合いだった。
夜は底一面に成分が沈殿しており気をつけて座らないと擦り傷ができそうだから注意が 必要。
欲を言えばもう少し湯の流し込みを多くして鮮度を高めてほしいのと、深めに座ってじ っくり休める場所があればもっと良い。
170:宿無しさん@予約いっぱい:2010/02/21(日) 01:08:11 ID:G4ahdUka0
◆料金
カード使用不可。一人泊だと+2,000円だが休前日のupなし。
電話で予約した際のメモでは、19,050円。
内訳は14,000円(1泊2食)+2,000円(一人加算)+2,000円(伊勢海老のお造り)+900円(消費税)+150円(入湯税)。
手元の領収・明細書を見ると、飲み物を除くと、20,100円。
内訳は19,000円(2食付)+950円+150円(入湯税)で、メモが記憶違いだったのかもしれない。
飲み物は少々高めの設定で、生ビールが700円という案内だが、それに15%のサービス了105円で小計805円に
さらに消費税が加わって最終的に生ビールが845円は高い?でも美味かったから3杯も飲んでしまった。
◆夕食
美味すぎてメモするのを忘れたし酔ってしまって全部は覚えていないが、とにかく素材が新鮮で美味極まる料理だった。
部屋食で、最初に小鉢や鍋物が用意され、一人用とは思えないほどの大皿に伊勢海老丸々一尾を含むお造りが出てくる。
どの魚も新鮮で美味く、伊勢海老も甘~くプリプリで最高に美味。豊富な小鉢物を含め食べている途中に大きな黒鯛の塩焼きが出てきてもう腹一杯で超満足。
料理を出してくるタイミングや飲み物の追加を確認しに来るタイミングも良かったし、お米も美味しかった。
◆朝食
広間で食べる。朝から新鮮なお造りが食べられるのも嬉しい。
そして昨夜の伊勢海老を使った汁が豪華で美味だった。
少し離れた席には10人くらいの団体がいて、朝からビール飲んでいた。
171:宿無しさん@予約いっぱい:2010/02/21(日) 02:00:43 ID:G4ahdUka0
◆総評
今回の温泉旅は立ち寄りや観光を極力避け、複数の湯質と複数の風呂を持つ宿で、ゆっくり良質の温泉と美味しい食事を堪能するのが目的だった。
その意味で湯楽亭はぴったりの温泉宿、飽きの来ない温泉、美味すぎる海の幸、癒しの飼い猫で大満足。
部屋も余裕ある造りでゆったりすることができた。
そして宿泊するならわずかな追加料金でプリプリの伊勢海老が食べられるんだから絶対に追加するのを薦める。翌朝の汁まで楽しめる。
193:宿無しさん@予約いっぱい:2010/02/26(金) 12:55:43 ID:Tm/5GNsi0
>>168
湯楽亭、ネコかわいいよねw
自分は外来で行っただけだけど、当時はまだ半分子猫くらいの大きさでした。
外来でいく場合、頼めば荷物はロビーで預かってもらえます。参考まで。
161:1 ◆0NU3DOXTfw:2008/08/08(金) 12:49:02 ID:j9VbyLeU
熊本県 弓ヶ浜温泉 湯の宿湯楽亭
もともとここの温泉が好きだったのだがついに泊まった。
このスレ的には反則だと思うが2名で利用した。
しかし次は一人でと思い、ご主人に訊いたら、
1名泊は土日でも受けているということなので、レポらせてくださいまし。
ちなみに1.5万円ほど(ひとりだと1.7万くらいになるとのこと)。
秘湯を守る会所属。知らなかったので台紙を忘れてしまったと言ったら
「郵送してくれたら、押して送り返しますよ~」といってくれた。親切な宿だ。
●立地
海水浴場がある海岸線から50mばかり内陸に入ったところにある。
もともとは海水浴場用の民宿を経営しつつ農業をやっていた半民半宿だったとのことだが、
S52年に温泉が出てからは、温泉宿として営業。
海から少しだけ離れているので(といっても徒歩圏内だが)、田園と緑に囲まれていてとても静か。
他に寄るようなところは海以外にないので、とにかく湯とたわむれつつゆっくりゆっくりしたい人向け。
●建物&空間
新しくもないし、ボロでもない。
じゅうたんばりのエントランスは広めのラウンジ兼ロビーになっていて、日帰り客がここで連れを待ったりしている。
ぼんぼりみたいな大きな照明が上から下がっていて、そこそこ「温泉宿」っぽい風情は感じられる。
建物自体に飛びぬけた風情や粋は感じられないが、清潔感は普通に保たれている。
「るるぶ」によれば鉄骨2階建て。廊下なども広めにつくられていて、そこかしこに古い家具や生花などがディスプレイされている。
自分は1階の庭に面した10畳間に通された。一人旅だと一回り小さい8畳間に通すとのこと。
しかし10畳といいつつ都市の10畳より畳自身がでかく広い。
庭のそばの縁側がまた広くとられていて、横長のソファーが向かい合わせで置いてあって寝そべれる。
畳は本物のいぐさ使用。
特筆すべきは、ケータイが入らない!auはまったく入らない。
連れはdocomoだったがこちらもたまに一本立つくらいで圏外だったらしい。
162:1 ◆0NU3DOXTfw:2008/08/08(金) 12:51:16 ID:j9VbyLeU
●湯
湯が面白い!
もともと真赤だった「赤湯」と古い泉源である透明な「白湯」の2種類の泉源がある。
白湯はぬるぬるで、溶存物質999mgの単純泉!
(惜しい!あと1mgで単純泉でなくなったのにw)
しかし全館、水道代りにこの白湯を使っている。
お茶がなんかしょっぱいけど気のせい?と思ったら
案の定ポットに入っているのも温泉だったw
顔を洗うのも歯を磨くのも全部温泉。
ご飯もこの温泉で炊いているとのこと、これは甘みが増して非常に美味だった。
浴場には白湯の内湯と赤湯の内湯&洞窟付き露天風呂がある。
視覚&感覚的に面白いのはなんといっても赤湯だが、白湯の内湯もあなどれない。
ぬるめの湯はとろーんとした独特の肌ざわりで気持がよい。
ペットボトルに持って帰って化粧水代りにしたらお肌の調子がいいこといいこと。
163:1 ◆0NU3DOXTfw:2008/08/08(金) 12:51:47 ID:j9VbyLeU
●湯(つづき)
一方赤湯はカルシウム分がバリバリ多い炭酸水素塩泉。
ものすごい勢いでごぼごぼと噴出している。自然のリズムなのか、
ときどき爆発するようにゴボッ!と苦しそうに噴き出すこともあり、
浴場はつねに騒がしいw
10年ぐらい前は文字通り「赤」湯だったが、今はカフェラテ湯くらいの色。
かけ流しでドバドバと浴場に流れていくので、風呂の床は濃ゆい成分がひっついて
鍾乳洞の千枚皿のようw足裏を刺激する。
到着後(つまり午後)にこの赤湯に入ると、底に砂のようなものが積もっている。
しかし踏むたびに足の下でサクサクっとビスケットが壊れるような感触があり、
それが面白い。
湯船によりかかると、ざらざらとした感触。
手でこすると、まるで沖縄の星の砂のような結晶が!
ちなみに朝に入ると、この砂状のものは少ない。
つまり、あまりにも成分が濃いので、次から次へと結晶しているということ。
(朝に少ないのは夜の間に湯を全部抜いて掃除しているからだと思われる)
露天には洞窟がある。主人が自分で掘った人工洞窟だが、
この洞窟風呂の中も当然この赤湯で満たされていて、
湯の花の結晶で覆われている。
主人の遊び心なのか浅い所や深いところ、狭いところなどがあり、
湯の花の結晶もあいまって、本物の鍾乳洞のような風情がある。
あまり人がいかなそうな窪みなどには、
成長した結晶が足に刺さることもあるので要注意。
湯ざわりは白湯よりはサッパリしている。
朝晩で男女が交代するが、洞窟湯のつくりは男女で結構違うので必ず入りたい。
大浴場は22時まで。
ただし、お風呂付きの部屋だと(タイル張りでたいした風情はない)
こちらも前述のとおり「白湯」源泉が出るので、温泉は24時間楽しめる。
164:1 ◆0NU3DOXTfw:2008/08/08(金) 12:56:25 ID:MdJm1rK5
●料理
立地で期待した分の海の幸がてんこもり。
かなりのボリュームがあった。ちなみに部屋食(ひとり旅でも部屋食)。
特に忙しくない限りは朝夕部屋食とのこと。
最初にサザエ・車海老・辛子れんこん・ソラマメ・アナゴの前菜、もずく、あさりとわけぎの中華風味のヌタ、
ウツボとタコの酢味噌、アサリと海老と枝豆の陶板焼き(自分で火をつける)が並んでおり、
刺身はタイ・アジ・イサキ・タチウオ・イカちょっと炙ったヒオウギ・クルマエビ・それから生うに。
季節によって変わるだろうが、地元のものが出てくる。
陶板焼きのアサリは小粒だったが、いかにも有明海産のものらしい。
凍ったジョッキで生ビールが出てくると、あとからあとから料理が出てくる。
ワタリがに1/2、小ぶりのクロダイの尾頭付き塩焼き(地味だが美味しい)、
大きなアナゴと巨大ししとうの黄金色に揚げた天ぷら。天つゆだったのが個人的には嬉しかった。
連れ(女性)はそこまで到達できなかったが、最後に温泉で炊いたご飯と鯛の子がたっぷりついた潮汁。
漬物は記憶にないのだが、ご飯がそれだけで美味しかったということで……。
朝ごはんは温泉炊きご飯に、手作りのアジ干物、きんぴら風煮物2種類(たけのこ&蕗)、
サラダ、生玉子、のり、魚の味噌汁、カップに入った納豆、それに漬物。
漬物は朝は手作りのようにも見えた。おしんこときゅうりと梅干し。果物はデコポン。
料理はどれもかなり美味しい。単なるヌタも中華風にゴマ油が利いた味で美味しかった。
クロダイも地魚ならではの香ばしい風味がしてたまらなかった。(ほっぺたの肉がまた美味)
アサリの陶板焼きも汁を飲みほすほどの美味であった。
天草は車海老の産地だけあり、特注もしないのに
1食中に立派な車海老が3個も出てきたことにはエビ好きの連れがとても喜んでいた。
私は海老の殻をむくのはメンドクセと思うほうなので、
前菜の、薄味で煮た殻付き海老は、殻ごと食ってしまったが
これが柔らかくて食えるw 海老の風味が濃くて大変美味しかった。
165:1 ◆0NU3DOXTfw:2008/08/08(金) 12:58:14 ID:MdJm1rK5
●総括
湯・料理・空間・サービスともコスパで考えると大変良宿だと思う。
しかもあの個性的な温泉は九州でもベスト5にはいる珍湯だと思う。
温泉好きの人にぜひ勧めたいし、
女の人でも全く大丈夫な清潔感は保たれているから、問題ない。
海の幸がダメという人以外はだいたいOKだと思う。
洞窟もぼや~っとするのにちょうどいい。
しかも洞窟から出ると夏の空気でもやや涼しく感じられるのがよい。
アクセスがややよくないのだが、「るるぶ」を見ると送迎あり、と書いてある。
なお、フロントのところに、砂糖で出来たような招き猫が置いてある。
あれは、温泉の成分が1週間でくっついたものらしいwおそるべし。
とにかく濃い温泉だが、硫黄系ではないので敏感肌でもかぶれたりはしないと思う。
166:1 ◆0NU3DOXTfw:2008/08/08(金) 13:08:21 ID:MdJm1rK5
追記。
歩いて2~3分で砂浜の海岸線に出る。
夏だと九州は日が長いので、
6時から夕食をいただいた場合、食後に海岸から夕陽を眺めることができる。
(5~7月くらいまで日の入りは19時30分ごろ)
海と空を一面に染めて沈むショッキングピンクの夕陽と夕映えは大変素晴らしかった。
ド田舎なのでカップルとか邪魔な人々はまったくおらず、
静かに夕陽を眺めながらの散策ができるのは、この辺境の温泉宿ならではだろうと思う。