新潟県湯めぐり&地震に遭遇|旅行記

613:前スレの805@神戸:2007/07/02(月) 23:38:41 ID:I3ig9YVG

今月の三連休は新潟県へ。 泊まるのは 出湯温泉「清廣館」 咲花温泉「湯元館」

651:前スレの805@神戸:2007/07/17(火) 01:21:53 ID:lMZWBByg

新潟県湯めぐりから帰ってきた。 チェックアウト直後に地震で、乗りたくも無い飛行機に乗って なんとか自宅にたどり着いた。 レポは後日。

671:前スレの805@神戸:2007/07/22(日) 23:39:02 ID:8QY/1el1

出湯温泉「清廣館」 新潟県 7月14日宿泊

【当日の交通手段】 JR羽越線水原駅より阿賀野市営バス

【値段】1泊2食冷酒1本 13789円

【建物・部屋】 閑静な日本の田舎という言葉がよく似合う様な、五頭温泉郷の一つ。 温泉街奥の寺の境内の中には共同浴場があり、小さいながらも歴史を感じさせる。 その寺の境内の横、温泉街の奥に佇む木造三階建ての渋い建物が清廣館。 通された部屋は2階で、6畳か8畳か忘れたが、広い窓が二面にあって開放感がある。 この部屋を一人で占領できるのかと思うと嬉しい。すでに布団が敷いてあった。 天井は非常に高くて、室内灯が釣り下がっているといった感じ。トイレや洗面台もあって、 何の不自由も無い。クーラーはないように見えたが、扇風機をかけたら涼しかった。 ともあれ、この建物を見たら泊まってみたいと思う人も多いと思われる。

【食事】 夕食、朝食とも1階の会場で。 夕食は当日採れたばかりのワラビのおひたしなどの山菜に鮎の塩焼き、 天ぷら、もずく、茶碗蒸し、そしてお造りにバイ貝などの海の幸もある。 そしてご飯にシジミ汁、漬物、デザートにスイカ。 決して派手さはないが、食べきれないほど多くもなく、冷酒と共に味わうには うってつけのもの。 朝食はご飯と味噌汁、漬物に納豆と山菜、焼き魚、焼きなす、冷奴など。 味噌汁の具はワラビと大根で、味噌は自家製との事。家庭的な味で美味しかった。 デザートに手作りのコーヒーゼリーが出た。温泉水で作ったコーヒーも味わえる。

672:前スレの805@神戸:2007/07/22(日) 23:51:04 ID:8QY/1el1

【温泉】 露天風呂はないが、男女別の内風呂が一つずつある。泊まったときはタイル張りの 浴室が男湯だった。泉温33度のラジウム泉を加熱しているが、非循環の源泉かけ流し風呂。 浴槽の底の穴から源泉が注がれている。お湯はぬるめで長風呂できるのが有難い。 朝夕4回ほど入浴した。

【トータル】 お湯と保養を求める人にはうってつけだと思う。当日は満室だったと思われるが、 首都圏からのグループや札幌から来た一人旅のライダーの人なども宿泊していた。 なお、日本秘湯を守る会の会員宿。チェックアウト時には、地元で作っている 生菓子(饅頭の大きいようなもの)をくれた。

673:前スレの805@神戸:2007/07/23(月) 00:10:30 ID:Kc/j/bMw

咲花温泉「湯元館」 新潟県 7月15日宿泊

【当日の交通手段】 JR磐越西線咲花駅より徒歩

【値段】 1泊2食冷酒1本 16050円

【建物・部屋】 阿賀野川に面した温泉地で、川沿いに10軒足らずの温泉宿が建つ。 奥から二番目の宿で、案内された部屋は3階の桜の間。 勿論部屋からは悠々と流れる阿賀野川が一望でき、すぐ横には磐越西線の線路も 見える。部屋は10畳で広々としており、こんな部屋に一人で泊まっていいのかと 思えたほどだった。ちなみに当日は台風の影響で増水しており、風も強かった。

【食事】 夕食は部屋で。アプリコットの食前酒と共に和風創作会席料理を味わう。 定番メニューの天ぷらやお造り、焼き魚もあるが、天然物の素材だけを使い、 うまくアレンジさせたもの。野菜と肉のサラダが美味しかった。 勿論ご飯と味噌汁付きだが、ここもシジミ汁だったような気がする。 冷酒と共に美味しく味わうことが出来た。 朝食は2階の大広間で。まあ、標準的な旅館の和定食といった感じ。 鮭の塩焼き、温泉卵、ワラビのおひたしなど。なお、ここでの喫煙を 許しているのは頂けない。

674:前スレの805@神戸:2007/07/23(月) 00:21:10 ID:Kc/j/bMw

【温泉】 ここも露天風呂はないが、阿賀野川の流れを眺めることの出来る 内風呂がある。お湯は単純硫黄泉の源泉かけ流し風呂。泉温50℃あり、 それが結構ドバドバと浴槽に注がれているので、湯船のお湯はかなり熱い。 脱衣場には「使用位置48℃」とあり、そこまで高くないにしても体感的には 45℃程度に感じられる。朝晩4回入浴したが、長風呂はとても出来ない。 硫黄臭プンプンの非常にいいお湯なのに残念な気がする。 もっとも浴室内には塩ビのパイプがあり、それを水道蛇口にかます事によって 加水することは出来る。

【トータル】 ここもお湯と保養を求める人にはうってつけだろう。三連休の期間中に 一人旅で訪れたのにあのような広い部屋を提供してくれたのには恐れ入った。

676:前スレの805@神戸:2007/07/23(月) 00:33:37 ID:Kc/j/bMw

【余談】 湯元館チェックアウト後、11︰06発の磐越西線新津行きに乗り、 そのあとは特急「北越」「雷鳥」乗り継ぎというマニアックな方法で 帰ろうと思っていた。そこで時間があるので「望川閣」の展望風呂に 入浴していたところ、地震に遭遇。JRも止まりどうしようかと思っていたら、 別の旅館の人が送迎バスでJR新潟駅まで乗せて行ってくれた。 とりあえず新潟駅に着いたものの、JR運転の目処が立たず、高速バスもアウト。 一か八かで駅前からバスに乗り、新潟空港へ。伊丹行きは全て満席、19︰50発の中部国際空港 行きだけが空席あるので、それに乗ることに。中部国際空港から名鉄特急と新幹線乗り継いで 0時前に自宅にたどり着く。それにしても航空運賃は2万3000円余り。 余計な出費が痛かった。なお、新潟駅まで送ってくれた宿は「平左エ門」さんであるが、 いつか泊まりに行こうと思っている。