877:名無しさん@いい湯だな:2008/05/19(月) 09:56:01 ID:fb4UnBXM
●新潟・魚沼市・栃尾又温泉・自在館 ( http://www.jizaikan.jp ) ぬる湯のラジウム温泉で有名な栃尾又温泉。3軒の旅館(自在館・宝巌堂・神風舘)が山あいに ひっそりと建っている。その内の1軒、自在館に行ってきた。5/12(月)~15日(木)と3泊。 1泊2食で8,340円(税込)。部屋のグレードや食事のコースによって値段は幅がある(6,975~14,430円)。 休前日の一人泊もたぶん可。チェックイン13:00、アウト11:00というのもうれしい。予約は直接電話で。 今の季節は新緑がまぶしく、背後には残雪の越後駒ヶ岳が聳える。途中の集落はどこも山菜の天日干しの 真っ最中だった。 ◆交通 上越新幹線浦佐駅から送迎あり。または上越線小出駅から路線バスで30分。バス代は400円。 高速のICからも近く、比較的交通の便はいい。 ◆館内 本館、旧館(築95年)と分かれ、全30室程度。本館は地上3階・地下2階だが、沢沿いの傾斜地に 建っているので、地下といっても景色はいい。こじんまりとしたロビー。囲炉裏には火が熾され、 鉄瓶からは湯気。ここで無料のドリップコーヒーを飲みながら新聞を読むのが朝の日課となったw 温泉のうち、メインの「うえの湯」「したの湯」は栃尾又温泉3軒の共同湯となっている。 「うえの湯」は数十m離れた旧温泉センター内にあるので、外履きに履き替えていくことになる。 「したの湯」は4年ほど前に源泉の真上に新たに湯小屋を建てたもの。沢のすぐそばまで、 長い階段(約80段)を下っていく。この階段が実に雰囲気がいい。ちょっと疲れるけどねw、 携帯は機器・場所によってつながることがある。湯治客用に洗濯機、乾燥機も設置されている。 ◆部屋 地下1階の6畳一間。窓からは沢の流れ。洗面所付きでトイレは共同。鍵あり、冷蔵庫あり、冷房あり。 貴重品は帳場へ。浴衣のほか、作務衣も用意されている。布団は夕食後に敷いてくれた。 連泊の場合、夕食の搬入以外は基本的に部屋に入ってこないが、お願いすれば清掃や布団あげもしてくれる。 この階には3部屋しかなかったこともあって、非常に静かだった。他に旧館(障子戸で鍵なし)や トイレ付きの部屋も選べる。878:名無しさん@いい湯だな:2008/05/19(月) 10:09:49 ID:fb4UnBXM
◆食事 月・花・湯治と3コースあるが、今回は湯治コース。何泊から適用なのか未確認。 夕食は部屋食で18時頃から。定食+α。デザートを含め6皿程度だが、連泊にはこれで十分。 メインディッシュは山菜のてんぷらだったり、魚の煮付けだったり、ハンバーグだったりするw 食後のお膳は廊下に出しておけばいい。 朝食は食堂で8:00~9:00。朝食はコースによる差はない。半バイキングで形式で、各種ジュース、 自家製ヨーグルト、サラダ、納豆、温泉玉子などが自由に取れる。夕食より豪華かも。 あまり広くない4人掛けテーブルに、一人泊ばかり3人固めて座らされたのには参ったがw、 翌日は、時間ずらしたら何も言わなくても食事が終わったテーブルに移してくれてた。 連泊の場合の昼食は、メニューは少ないが食堂で食べられる(12:00~13:00)。・霊泉「うえの湯」(5:00~15:00 男 15:30~23:00 女)
・霊泉「したの湯」(5:00~15:00 女 15:30~23:00 男)
37度の源泉をそのまま掛け流している。最初はひんやりとするが、細かなアワがびっしりと付き出し 軽い浮遊感を感じる頃にはもう動きたくなくなる。1~2時間浸かるのが当たり前の世界w 加温槽もあるので、寒いと思ったら無理をせずそちらも使う。風呂から上がると、汗はかいてないのに 体の芯が暖まってるような不思議な感触。 読書もよし。音楽を聴いてもよし。静寂が支配する空間。オヤジのいびきがうるさいときもあったがw 「うえの湯」は旧温泉センターの建物なので雰囲気がいまいちだが、「したの湯」は素晴らしい。 特に夜。ライティングが絶妙の雰囲気を醸し出している。
・貸切内湯・たぬきの湯(8:00~22:20 貸切 22:30~8:00 男)
・貸切内湯・うさぎの湯(8:00~22:20 貸切 22:30~8:00 女)
・貸切露天・うけづの湯(5:00~0:20 貸切)
貸切はフロントで事前に予約して鍵を借りる。15:00までは1時間単位、以降は40分単位で貸切。 内湯は25度の源泉を加温掛け流し。一見何てことのないお湯だが、発汗作用が強く侮れない。 ラジウム泉恐るべしw 露天は加温循環であまり浴感はない。雰囲気を楽しみませう。