残雪の北東北|旅行記

005:名無しさん@いい湯だな:2012/04/07(土) 21:03:31.76 ID:MuTAJBhK0

乳頭行ってきます。黒湯が再開してから、と思ったけど… これでGWは仕事だ。だいたいこの1ヶ月温泉行き過ぎだw

032:名無しさん@いい湯だな:2012/04/11(水) 21:03:25.37 ID:l2dhcMgtO

乳頭は午後から雨です。雨降る前に立ち寄りを3軒ほど。 ・孫六温泉 相変わらずやる気があるんだかないんだかw 内湯2つは入念にかけ湯をしたにもかかわらず30秒持たず、撃沈。熱すぎ。 露天は吹きつける風が冷たく、時間潰しにはちょうどいい案配。 橋の向こうでは黒湯のおっちゃんが必死の雪かき。21日の再開予定に間に合うか? ・蟹場温泉 あれ、いつのまにか女性専用露天ができてる。内湯に向かう途中のところ ・妙乃湯 金の湯が不調らしく、銀の湯のみ。復旧までしばらくかかりそう。あの濁ったお湯がないとやっぱり物足りない。

035:名無しさん@いい湯だな:2012/04/12(木) 20:38:03.90 ID:zjELJxYY0

●岩手・大沢温泉・菊水館
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  • 4年振りの菊水館。以前もレポしたので、細かい点は省きます。1泊朝食付きで5,820円(税込)。 菊水館に泊まって、食事処「やはぎ」でダラダラと飲み食いする。これが大沢温泉での理想的な 過ごし方だと常々思っていたので、朝食のみのプランは大歓迎。素泊まりもやってくれないかな。 自炊部と違ってクーラーもあるw ただ、ビジネスプランなので平日だけなのが残念。

◆部屋
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  • 梅の壱番。6畳と表記されていますが、昔の造りなので実質的には7.5畳くらい。プラス広縁。 相変わらず露天が丸見え。季節柄、木々の葉は落ちているし。さっさと障子戸を閉めちゃいます。 窓はサッシではないので、春先は閉めておかないとかなり冷える、というのが一番の理由ですがw

◆食事 宿へ向かう前に、花巻の「マルカンデパート大食堂」でがっつりと昼食。メガカツカレー+ビール。 案の定、宿に着いても全然お腹が空かないw 食事処の「やはぎ」に行ったのは8時半過ぎ。 普段はこの時間帯でも結構混んでいることが多いですが、当日は5~6人程度。全員飲みモード。 もう食事する気にもなれず、生ビール二杯と冷奴・枝豆で1,700円。もう一杯は我慢して・・・ 朝食は菊水館の食堂で。いたって普通のメニューでした。

◆温泉 1泊なので「南部の湯」と「大沢の湯」だけ。他はパス。南部の湯は熱いと言えば熱いが、 肩までつかって馴染んでしまえばそうでもないです。木の肌触りがいいので、いちばん好き。 隙間から吹きこんでくる風はまだ冷たいけれど、身体を冷やしてくれてちょうどよかったかも。 窓をはずして、半露天風呂になる季節に一度来てみたい。でも、夏はどうだっけ? アブがいるのにw 大沢の湯も人が少なかったので快適でした。女性専用タイムも継続されるようですね。 『様子を見ながら順次回数を増やしていきたいと思っております!』とかHPに書いてあるなあ。 曲がり橋の通行を規制する気は全然ないみたいだけどw
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    南部の湯

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    曲がり橋から見た大沢の湯

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    大沢の湯から見た菊水館

070:名無しさん@いい湯だな:2012/04/15(日) 12:35:32.55 ID:G8vw+ll00

●秋田・乳頭温泉郷・休暇村乳頭温泉郷

4月半ばになろうかというのに、乳頭温泉は雪景色。真っ白な秋田駒ケ岳が素晴らしくきれい。 休暇村は以前黒湯に泊まって湯めぐりした時、なぜかここだけ入浴しそびれてしまった宿。 昼メシまで食べに来たのにw 1泊2食で10,750円(税込)。休前日の一人泊も可。予約は楽天から。

◆館内・部屋
  • 乳頭温泉郷の入口に佇む「瀟洒」とまではいかないw、3階建ての大きな宿。全38室。 リニューアルしてから10年以上経つようですが、館内はとてもきれいにされています。 ロビー付近で無線LAN可。時代の流れか9割近くの部屋が禁煙。小さな喫煙ルームあり。 部屋は3階、ツインのシングルユース。畳にすれば12畳くらい。トイレ・洗面所付き。冷蔵庫あり。ちょっと広すぎるwのと、一括空調なので温度の微調整が効かないのが難点かな。 HPからだったら和室も予約できたようなので、少し後悔。

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    部屋から見たブナ林と残雪

◆食事 2食ともバイキング。宿泊客が多いと、1時間程度ずらしての交代制になるようですが、 この日は30人ほどだったので座席自由の一斉開始。窓際のいい席をとらせてもらいました。 さてバイキング。品数はそこそこ多いので、選ぶ楽しみは十分あります。肉は少なめ、 山菜・野菜の料理が主体、かな。山の芋鍋(きりたんぽ鍋と日替り)や、だまこ鍋はおいしい。 地場産云々にはさほどこだわらないのですが、そう銘打った料理が多かったですかね。 目の前で調理してくれるのが天ぷら(エビとさつまいも)だけ、というのは少し寂しい気も。 ややイメージ増幅気味ですが、バイキングでは「休暇村網張」を超える宿は未だにないです。 あくまでもそこそこの値段の宿での話w

071:名無しさん@いい湯だな:2012/04/15(日) 12:37:51.09 ID:G8vw+ll00

◆温泉 予約してから「どんなお湯だっけ?」と調べ出す始末でしたが、ここのお湯は案外いい! 男女別の内湯+露天。2種類の源泉を使用しています。一つは微白濁~白濁の単純硫黄泉で 田沢湖高原温泉からの引湯。適温。もう一つはやや濁りがあるナトリウム炭酸水素塩泉の自家源泉。 やや温め。お気に入りはこちらのほう。とろっとした感じで肌ざわりよく、ついつい長湯に。 このお湯、どこかで似た匂いを嗅いだ記憶があるけれど、どうしても思い出せないw 内湯は石張りで、大きな浴槽には自家源泉、小さい浴槽には硫黄泉が満たされています。 シャワー・カランも完備。天井が高く湯気もこもらないので、快適な湯浴みができます。 …内湯からそのまま露天へ。こちらも石張りで硫黄泉のほうを使用。屋根掛けあり。 板塀に囲まれて展望はほとんどありませんが、ブナ林の中での静寂なひとときといった感じ。 入浴時間は11:00~24:00、5:00~9:00。
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    内湯

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    露天

◆いろいろ 鄙び系ではないので、「秘湯命!」の人は不可w ここは気軽に立ち寄れて昼食も取れるし、 ラウンジでコーヒもOK。PCもネットに繋げるので、乳頭温泉郷の拠点として何かと便利。 (もっとも、乳頭も黒湯と鶴の湯以外は、孫六でさえFREESPOT等でネットに繋げるようですがw)

さて、ここで湯めぐり帖を購入。黒湯は冬季休業中なので、孫六、蟹場、妙乃湯と 湯疲れしない程度に立寄りを愉しみ、最後の宿、鶴の湯へと向かったのでした。

077:名無しさん@いい湯だな:2012/04/15(日) 18:45:32.77 ID:G8vw+ll00

●秋田・乳頭温泉郷・鶴の湯

立寄りで行ったことはあるけれど、やっぱり一度は泊まってみたくなった鶴の湯。 宿泊の4日ほど前に「秘湯を守る会」のHPから予約。1泊2食で8,550円(税込)。 この時期は比較的すいてるらしく、全館でも5~6割程度の入りだったように思います。 まあ、平日なので。休前日でも一人泊を敬遠しているわけではないようですが。

◆交通 バスで「アルパこまくさ」下車、鶴の湯の送迎バスに乗換え、が通常のパターンですが、 前泊の休暇村で乳頭温泉郷宿泊者限定の「湯めぐり帖」(1,500円)を購入してフル活用しました。 1年間有効で、乳頭温泉郷の各宿に1回ずつ入浴でき、上り下り一日5本ほど運行している 「湯めぐり号」(乗合タクシーのようなもの)に無料で何度でも乗れるスグレもの。 乗車の1時間前までには、各宿で乗車予約しなければいけないのが少し面倒ですが、 それを差し引いても十分便利。黒湯から鶴の湯へ行ったりするのはすごくラクです。

http://www.tazawako-taxi.jp/mt/pdf/yumeguri_taxi/yumeguri.pdf 乗車方法 ・http://www.nyuto-onsenkyo.com/yumeguri_green.pdf 時刻表

◆館内・部屋 いったいいくつ棟があるのでしょう。あまりにも有名な茅葺きの本陣、その向かいにある 今回泊まった2・3号館、事務所裏の1号館、他に東本陣、新本陣、離れ本陣…。全35室。 湯屋も含め、黒で統一した外観は何度見てもいいです。…通された部屋は3号館の6畳間。鍵あり。 天井からは60wの傘付き電球。テレビなどあろうはずがなく、ガスファンヒーターが唯一の文明機器。 コンセントは2つで一つ空き。ファンヒーターの後ろで、えらく使いにくいけれどw 古い館内・部屋ですが、掃除は行き届いています。共同のトイレもシャワートイレだし。 2・3号館は10人ほどが宿泊していましたが、大半が一人旅。連泊の方が多かったですね。 部屋も一つ飛びだったので、まあ静かでした。本陣のおばちゃんグループが少し騒々しい程度でw 携帯はドコモはたぶんOK。AUは場所によってかろうじて1~2本立つ程度。SBは?
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    3号館外観

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    3号館の自炊場

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    部屋


078:名無しさん@いい湯だな:2012/04/15(日) 18:47:17.86 ID:G8vw+ll00

◆食事 泊まる部屋によって違うようですが、2・3号館宿泊者は夕朝食とも向かいの本陣でいただきます。 2部屋の壁の一部をぶちぬいた広間。囲炉裏にはこれから食す山の芋鍋と串刺しのイワナ。 明かりは電球と灯油ランプ。広間で他の客と向かいあわせはさすがに苦手ですが、 席取りに余裕があったし、照明もぐっと暗いので、まあさほど苦痛ではなかったです。 メニューは他にきのこと豚肉のホイル焼き、だまこのあんかけなど8品程度だったでしょうか。 山の芋鍋は宿の人が盛りつけてくれましたが、ごはんは自分でよそいます。 正直無茶苦茶おいしいとは思わなかったけど、食事に限らず、鶴の湯は「見せ方」がうまい!です。

◆風呂 これもいくつあるんだろう。立寄り可能ゾーンに男女別の内湯×3、女性用露天×2、混浴露天×1、 打たせ湯×1。(ただし女性用露天風呂×1と打たせ湯は冬季閉鎖) 1号館玄関から入った1階と2階に 宿泊者専用の男女別の内湯×2、あとはヒミツの露天風呂w(これもまだ雪に埋もれてた) どこも源泉こそ違え、白濁のいいお湯です。混浴露天はまだかなり温め、おまけに中の湯・黒湯・白湯も やや温めだったので、えらい長湯になってしまいましたw こちらにはカラン等は一切ありません。 身体を洗うなら宿泊者用のお風呂へ。こちらにはシャワー・カランあり。シャンプー等備付け。 ただ2人でいっぱいいっぱいの大きさなので、繁忙期はいつ行っても誰かが使ってる、という目に合うかも。 今回は客が少なめだったこともあり、混浴露天で男性2人と一緒になった以外は貸切利用でした。 浴室の造りや析出物が描き出す模様をボーッと眺めながら、ゆったりと過ごすことができました。
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    宿泊者用内湯

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    混浴露天

◆いろいろ ビール2本飲んでも1万円いかなかったのだから、何の文句がありましょうかw 多少の不便さは我慢します。従業員の方は、どこでも挨拶してくれてかなり好印象。 …昨年のGW、立寄り湯は大混雑。入場制限して最高2時間待ちだったとか。 さて、湯めぐり帖まだ使えるなあ。秋口に黒湯自炊部でも再訪してみますかw